
選ぶことと選ばれることなど
THE FIRSTという、オーディション番組をすこしずつ見ている。ちなみに昨年は、Nizi Projectをたのしく完走した。
もともと自分がダンスをしていたこともあるし、人前に立ってステージに立って披露する立場にいたから、気持ちがわかるところもまあまあある。(もちろん、比べられるレベルでは到底ないけれど)
ひとが選ばれるところを見るのがたのしいのだろうか?少し残酷ではあるがきっとそうなのだと思う。
選ばれることってうれしい。こういう言い方はよくないし誤解を招きかねないけれどやはり、女性はどちらかというと「選ばれる」性(主に男性から)なのだと思う。もしかすると、わたしの中の女性性がこういったオーディション番組に共感を感じているのかもしれない。
でもそれ以上に胸をうたれたことは、誠実に、真摯に向き合ってパフォーマンスしているひとというのは、踊り方、歌い方、姿勢、目線、目の輝き、表情、声、そういったひとつひとつに表れているのだということ。そしてオーディション番組というのは、その一瞬のきらめきをたくさん見ることができるということ。まさしく命を燃やしている感がうつくしい。
話は戻って選ぶということについて。Aを選ぶということは同時にBを選ばないということを選んでいるわけで、日常生活の中で無数の選択を無意識のうちにしているわけで。朝ごはんはごはんにするかパンにするかしかり。大事な局面で自分にとって正しい選び方をするために、日頃から訓練をしたい。きっとわたしの場合、自分がどうしてそれを選んだのか、認識する・言語化することが足りていない。
といいつつも、選ばなかった道ばかり輝いて見える…とうなだれてばかりいる。まずはそこから抜け出そう。