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23/11/10-23/11/14 私の気持ちが見えるのかい
2023/11/10
徐々に生活のリズムを戻せているような気配。勉学、さいきんはwebのコーディングで、時間忘れて黙々とやってしまう、終えて出家。フランセで手土産を買い、青山ブックセンターへ。ヤマシタトモコ特集のユリイカと、「ヘヴン」(川上未映子)を買う。何度来てもワンダーランドみたいな本屋さん。
夜は夫と会う。1軒目は楽しく話していたものの、2軒目でわりと激論交わした、わたしはまた名前のつかない感情を持て余して涙する。泣かせられたわけではないのに傍から見れば男が女を泣かせたみたいに見えるのは申し訳ないと思う。薬も飲まない、きちんと働いている、以前の元気なわたしにいつ戻れるのか、ということだった、わたしにもわからないけれど、今のわたしもわたしなのであった。
2023/11/11-11/12
ついこの前会ったアイさんに会いに行って、実家にお泊りさせていただいた。道中、川上さんのヘヴン。いじめの話はくるしい、どんどん喉元に泥がたまっていくようだ。「うれぱみん」という言葉が最高。うれしいときに出るドーパミンのことだよ。
アイさんとはずっと何かを話して、結果としてよい壁打ち相手になってもらう。人と話す=人とわかりあう、共通点を探す、ということだと思っていたけれど、ちがうということを知るために話すということもあるのかな。
「人が変わる」ということについて話したこと、環境や付き合う人によって人は変わってしまうけれど、変わるというよりは、もともと持っていたその人のあらゆる色のうち、何かの作用(環境なり付き合う人)によってある色が強く出てしまうということなのではないか。わたしはどんな色たちを持っているのかな。
相変わらずマイナスなことばかり口に出しているなあと気づく。それは心を開いた相手だからなのか、それともアイさんとだからわたしのその色が強く出てしまうのか、そこはわからずにいた。もっとプラスのことを人と話せる自分でいたいのかも、まずそこは自分を誇っていいのかも。
ご両親とも夜おそくまで一緒にお話しする、わ〜たのしいな〜たのしいな〜だった。お父さんはわたしのことをエヌエッチケーのアナウンサーみたいな人だなあと言っていたらしい、どういうことなのかしら。
2023/11/13
昨晩は寝る前に急に労働のことが頭を占め、果てしない不安、眠れない夜だった。今朝も動き出し遅く、いただいたおだんごを食べ、ほうじ茶を啜る。おとといでかい鳥を見たこともあって、でかい鳥モチベーションが上がり、東京港野鳥公園のライブカメラを見る。でかい鳥、見当たらず。
できることからやるぞということで、部屋を整理。不要な紙袋を捨て、コーヒーグッズや鉄瓶などあたたかい飲み物グッズの置き場所を調整し、コップを整理する。コップ(グラス?)集めるのってたのしい。飲み物それぞれに適したコップがある。ワンカップみたいな、飲み口がぶあついの大好きで、でもうすはりもいい。
午後ずっと課題。悩ましいところが解決できて安堵しその勢いのままスーパーへ。一気に冬の空気。ごぼうが安いので数年ぶりにごぼうを購入するなどし、寒いので今晩はキムチチゲらしきもの。なんだか眉間あたりがもよもよとしておる。ところで文学フリマ、次こそ行ってみたいなあ。
2023/11/14
川上さんのヘヴン読み終える。夏物語もそうだったけれど、最後の1~2ページくらい、言葉がどんどんと降り注いできてそのままどこかに運ばれるような感じでそれでいて急に置き去りにされるような感覚。課題やる、というか一日中それをやっていた、ずっとコーディング、気づいたら1時とか、そんな生活。うすうす思っていたけれど、たくさん寝るのってつかれる。ちょっと眠いかも、くらいが活動しやすいような気もする。
忘れっぽい天使 / 中村佳穂
私の気持ちが見えるのかい