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散髪、紅葉、葡萄酒
よく晴れた土曜日なので出かけるなどしました。
まず髪の毛を切りに行った。意志の強い感じになった、意志の強い感じの髪型がすきだ。わたしは髪の毛は染めていないで黒だし、パーマもかけていない。いまは顎くらいなので、もうすこしのばして、ハウルみたいなばつっとしたボブにしたいなと考えている。ところで映画「蜜蜂と遠雷」の、松岡茉優さんの髪型よかった。わたしてきには思い描いていたとおりの栄伝亜夜だった。
引っ越してから美容室難民だったので、ようやくここ、と思えるお店に落ち着いたかもしれない。席数が少なくて、シャンプーやドライヤーを入れ替わり立ち替わりされないところ。
そのあとは自宅に流れている川とは別の川の方に電車で行った。
NAOTの靴だー。赤い靴下は靴下屋で先日買いました。…かわいい。あまりにかわいいすぎやしないだろうか。かわいいすぎていったいどんな判決が下されるのだろう。あのひとが履いていたサボもすてきだった。しばらく控えるけれども、次はわたしもサボを買いたい。夕焼けが綺麗だった、そのあと日本庭園みた。
ものすごい勢いで紅葉してきている。綺麗だった。気になっていたワインショップに行き、その中でもお手頃なワインを購入した。酸味がひかえめでまあるい感じで好みなのだとおもう。なぜ、ワインはほかのお酒にくらべて、蘊蓄っぽくなってしまうんだろうか、そんな話をした。知っている方がたのしいのはわかるが、知っていることが目的になりそうな感じもある。何事においても目的と手段は容易に逆転してしまうなとおもう。
あと、本を読むことのおもしろさみたいな話をして、本を読むという行為が果てしなくひとりだからわたしはすきだとおもいます、のようなことを宣った。たとえば上の例でいえば映像化したとしてもひとりひとり思い描いている栄伝亜夜はちがうんだろうな。映像だったらみてすぐわかるけれど(比較的)わざわざ文字を読んで何かを感じるのって贅沢でとてもいとおしい。
帰宅、靴を磨き財布を磨き鞄を磨き磨くものがなくなり風呂に浸かり泥のようにねむった。