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眠りの森

あたためられたバナナの角がまあるくなっていくの、いいなあとか思いながら暮らしてました。わたしはオートミールをよくたべるのですが、牛乳を入れてチンしたものに切ったバナナをのっけるとそうなる。おいしい。ケーキ、冷やっこなど、食べものの角はいとしい。

あとは食べ終わったとうもろこしを皿に立てたものが(1本を4等分とかにしたやつ)、ビルのようだ…ともおもったし、ストーンヘンジかもしれない…などともおもった。くだらないことをかんがえるのはたのしい。

やっとマスカラを買った。洗濯機の裏に落ちたのはひろえていない。化粧品、俗にいうプチプラ、と呼ばれるものをよく買うけれど、機能的には文句ないのにまいにち使っているうちに、デザインでいやになってしまうことが多い気がする。というかみんなそうなのかしら、機能性はもちろんだけれど、デザインでブランドを選んでいるのでしょうか。

さいきんは穂村弘の「短歌ください」を読みつつ、村上春樹の「1973年のピンボール」を読みつつ、江國香織の「なかなか暮れない夏の夕暮れ」を読んでいる。読みたい本はたくさんあるし、聴きたい音楽もたくさんあるし、映画もみたいし、noteでいろんなひとの日記も読みたいし、相変わらず途方に暮れている。

もっと自分の振れ幅をおおきくしていきたいな、とおもいます。凝り固まりたくはないし、いろんな一面を自分でも発見したい。

夫の祖母や友人や職場の方といっしょに食事をすることが続いて、先週はちょっとがんばりすぎてしまった。ひとりで音楽を聴いたり、お財布や革靴のお手入れをしたり、ねじをまくことができないと落ち着かない。(ねじをまく、という表現は村上春樹作品によく出てくるとおもう。すごく気に入っている表現)

きょうは弟が誕生日だったので、プレゼントの希望をきいて、ナナイロツアー(エルレ、アジカン、テナーのやつです)のDVDを早速予約して送ることにしました。喜んでくれるといい、わたしもすこし見せてもらおう。年を重ねるたびに弟や妹のこと、大切にしようとおもう気持ちが強くなっている。

文通しているひとのこと。これはなんというか、合言葉をみつけてしまった感覚がある。

眠りの森 / 冨田ラボ、ハナレグミ
曲の感じがいいなあと思って聴いていましたが、歌詞もすごくいい…とじわじわきてます。男のひとがこう考えてくれたらうれしいな、とおもってしまう曲です。わたしは男性目線の曲を、そう考えてしまうことが多いなと気づいて、ほんとうに恋愛体質で笑ってしまう。帰り道にたらたら歩きながら聴きたい。

あしたからなんと4連休。くるくるねじを巻くぞ、それでは!

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