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Skating In Central Park

朝方、雨が降っているところで起きると、部屋の中がまるで水の底にいるような気分になる。部屋全体が水の中に沈んでしまっているというか、雨はそれはそれですきだなと思います。

雨の日はジャズがよく合うし、わたしのすきなindigo la Endの音楽もよく合うし、コーヒーの香りも心なしか強く香る気もする。

電車の中でふと外をみて雨が降っていて、そのとき流れていたPolka Dots and Moonbeams、よかった。あとは、この前の雨の日に、傘をひらいた瞬間にインディゴの「蒼糸」がながれてきて、よかった。日常のこういう奇跡(とまでは、言いすぎなのかしら)の瞬間というか、ぴったりとはまった瞬間、いとおしい。

今週はシェイクスピアの「ヴェニスの商人」を読んでいます。中高生のときに、石田衣良さんの「1ポンドの悲しみ」がとにもかくにもすきで、その中でもいちばんすきな表題作の中で、ヴェニスの商人の話がちらっと出てくるので読んだけれども、うまくはまらなくて読めなかった本をいま、読んでいます。

端的に言って表現にはっとする。おしゃれだ。これ、邦訳されているわけなんだけれども、英語でも読みたいな。朝の通勤のときに読むと、異世界トリップしてしまって戻ってこれなくなりそうになる。

洗濯機の裏にマスカラを落としてしまった。ひろわなくてはならないし、あたらしいのを買わなくてはならないけれども、うだうだしている。

考えていること供養コーナー。やはり脇役でいたい、主役になりたくない。じぶんの映っている写真には興味がなく、じぶんがみている景色にばかり興味がある。

たとえばアイドルでいうのであれば、歌番組ではカットされるであろう、2番のAメロでセンターに出てくるような立ち位置にあこがれる。それはもはや、脇役ではないのかもしれないけれども。

ちゃくちゃくと、短歌にはまっています。あの57577にぎゅっと詰め込まれた宇宙にどきっとする。もっとよみたいな。そしていつかはじぶんもよみたい。なにかを始めるのに、遅すぎることなんてないと信じたいですよね。信じています。

Skating In Central Park / Bille Evans
このジャケットがとにかくすき、ぜったいいつか部屋に飾るぞ。さいしょの5秒間だけで天にものぼるような気持ちになる、うつくしい曲です。異世界トリップしてしまう、という表現をすぐ使ってしまう、けれどもこの曲もあっという間に遠くにいける曲なのです。

あしたは職場のひととお酒を飲みにいきます。心配ですけれども、じぶんで気をつけるしかないよな。ちゃんと食べて寝て筋トレだ。それでは!


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