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人生をすすめたい
ひとの日記を読むのってすごくすごくおもしろいな、読むたびにじんわりそう思う。交わるはずのなかったひとの生活の一面をみられるの。生活がすきだ。なんでもない生活、なんでもない暮らし。文字だけではなく、電車に乗っていて見える家家の灯りにも、ぐっときてしまう。オレンジ色の家もあれば青い光の家もある。あの家の朝ごはんはパン派だろうか。止まっている自転車は誰のものだろうか。カーテンが少し開いているね。
考えていること、気持ちを文字にしている日記ももちろんよいところ、わたしはけっこう、何を食べた、誰と会った(その誰をわたしは知らない)、どこに行った、どんな音楽を聴いた、何歩歩いた、そういう行動の端端を読むのがたのしいと思う。そのひとの生活をなぞるのだ。
わたしは今日、朝からすこし目が腫れていた。つくったお弁当がおいしかった。帰りにすきなひととビールを飲んでフライドポテトを食べ家に帰ったあともビールを飲んだ。すまい給付金の必要書類を印刷し人生すすめた。目はさらにぷくぷくと腫れている。