温めていた夢を実現するには
地元はカフェとおぼしきものはなく外でお茶しようとなるとファーストフードやショッピングセンターのイートインコーナー、もしくはあえての古民家で日没まで営業とかのお店しかなく都会のようにさらっと立ち寄れる場がありません。
先日幼少からの通学路にカフェ&ギャラリーという看板が出ていてオープン前の準備をしている店主としばしお喋りをしました。昭和の時代の時計・宝石・眼鏡店の後継者さんで外車のディーラーを停年後に夢を実現しようとしているところでした。
サラリーマン時代からコーヒーが好きで専門店で焙煎など修行し空いた自宅店舗をリフォームし、奥ではステンドグラス教室を奥様が開きジュエリーのリフォームやサイズ直しなども対応していくのだということでした。田舎ですからスペシャリティコーヒーも安く提供するというはなしです。ニュージーランドに暮らす娘さんに「採算取れないからやめなよ」といわれたそうですが、おそらくコーヒーの提供より地域の寄り合い所にしたいのだろうと思います。
4月オープンで味見は何度でも無料で提供しているということですが、お店のフライヤー(チラシ)もらえますか⁇と訊ねるとまだない、webサイトもなにも準備してないということです。ということはSNSもやってなさそうだな、当然blogなんか書いてるはずもないわと思いそれ以上突っ込むのをやめました。
趣味の延長で長年温めていた夢を定年後に実現できるとなればワクワクしますが、修行したお店のオーナーや友人から集客手法など教わらなかったんでしょうか。うまくいってるお店は内容や外観、人柄もですが人に教えたくなるなにかがあるはずですよね。オープンのカウントダウンをインスタなど使って発信していれば期待値が高まりますし拡散もできまが、なんというか古い時代の感覚だなと思いました。店内も飛び抜けておしゃれでもなく応援したいけれどしたくない(笑)という感じで余計なことは言うまいと胸におさめました。
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