刺絡の新しい武器で実験台にされたかも(笑)
今年初めての鍼灸治療に行きました。ドクターが刺絡(瀉血)治療で毎回痛みに悲鳴をあげる私に「新しい武器を手に入れましたよ」と半笑いでアイテムを見せてくれました。
台湾に帰省したさい韓国製のノック式ボールペンのようなものを購入したそうです。韓国製って⁉︎
刺絡鍼をそのボールペンの先につけてカチカチとノックすると手で直接鍼を打つより痛みが軽減されるということでした。
そんな簡単なことであの痛みが楽になるの?
「大丈夫、家族で試してみましたから」
その前に足の三里と梁丘にある瘀血(詰まった血液)を出したら普通に痛かったので期待せずにいました。
何度か書いていますが私は7〜8年も肩甲骨のかどの刺すような痛みと、2年前から機能性ディスペプシアという原因不明のみぞおちのつかえに苦しんでいます。
長年の遠距離介護によるメンタルストレスと更年期が重なり、1年のあいだに両親を相次いで亡くし相続事務に翻弄されヘロヘロです。
いつものようにうつ伏せになり背中に吸い玉をつけて血行を良くしてから、督脈という背骨を走る気の通り道に新しい武器でチクチク鍼を刺して瘀血を出していきます。
あれ、あんまり痛くない⁉︎
「ここは胃の不調に繋がっていますから」
そこから疼痛で苦しい左肩甲骨のかどにチクチクしていくと、いつもなら悲鳴をあげるほどの痛みなのにそれほどでもありません。
新しい武器はけっこういい仕事をするようでした。
とにかく代謝が悪くいつも足が冷えているので6000歩あるくようアドバイスされていますが、それができるようになると5分でいいから走る、週3回無理せずにといわれました。
私は痛みから解放されたくてすぐ効果の出ないことでも地味に続けるタイプです。
ずっとドクターショッピングをしていてどんな治療も私の不調には効かず辛くて泣きそうになることもありました。
しかし良くなってもまた元に戻る鍼灸治療を諦めずに継続してきて、最近少しだけ光明が差してきたような気がします。
もちろん漢方薬も飲んでいて6000歩あるき、生もの・揚げ物・甘いもの・冷たいもの・コーヒーを控える生活をしているおかげもあるとは思います。