コロナ感染症な毎日
久しぶりに目に見えない不安に追いかけられる日々を送っている。東日本大震災の後以来だ。
先日、職場の看護師が友人の看護師がコロナ感染症に罹ったという話を聞いて、身近に迫ってきていることをひしひしと感じた。幸い、子供には重症者が少ないのでまだ平静でいられるが、実際に罹った人の話を聞くと「熱が続き息が苦しくなった」ということで、そんな症状が何日も続くことを考えると不安がよぎる。
死亡率がそれほど高くない、とはいうものの、それは医療体制が今の状態でのことであり、治療を十分に受けられなくなるようではどうなるかわからない。自分は30年以上副流煙を吸わされてきたこともあり、呼吸器が弱い。無事に乗り切れるかはちょっと自信がない。
やはりきがかりは子供たちのことだ。あと15年は頑張らねばならない。
新型インフルエンザのときと違って、今回感染を避けられない可能性は高い。いつ罹るか、が問題である。医療が十分に受けられる今のうちに、と言う気持ちと、周囲の中で一番には罹りたくない、と言う気持ちがせめぎあっている。
そして困ったことに、逆境になるとうつになる。当たり前の話なのだが、ストレスがたまり、精神的に落ち着かなくなる。今日は天気が悪く、さらに落ち込んでいる。何もする気にならない。
自分の状況はまだマシな方なのだろうとは思う。現在、経済的にはかなり停滞しており、雇用も怪しくなっている人たちがたくさんいる。人を傷つけないと自分を保てない人たちがたくさんいる。
まだ、私はきれいごとを言っていられる程度には冷静だ。明日も仕事に向かえる。ただし、それが明日も続けられるか。とてもとても不安だ。子供たちに親として恥ずかしくない親でいられるか、とても不安だ。
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