自然に笑う
私は良く笑う。
人の話が面白かったとき。楽しいことを考えたとき。うれしいとき。
こんなポジティブな感情を抱いたときはもちろん、
回答に困ったとき。自分にあきれたとき。どうしようもないとき。
そんなネガティブな気持ちになったときにも笑うくせがある。
笑うことで見たくない現実から目を背けようとしているんだと思う。自分に向けられた矛先を逸らそうとしているんだと思う。
特に、オンラインミーティングが当たり前になったここ数年で、取り繕った笑顔をつくるようになった。自分の顔が常に見える状態で、相手からどう見えているのかを強く意識するようになった。
本当は笑いたくないんだけど、相手に悪く思われたくないという気持ちが強くあるんだろう。無理して笑顔をつくるものだから、相手にもそれが伝わってしまっているようにも思う。
だから、そんなミーティングが終わった後は、とてもいたたまれない気持ちになるし、どっと疲れる。
もちろん笑顔でいることはすごく素敵なことだと思う。笑顔な人がいることでその場が和むことも良くあることだ。でも、自分の感情とは反対に無理につくる笑顔は、私も辛いし、見ている人もきっと辛い。
笑いたくないときは無理して笑う必要はないし、目の前の現実に真摯に向き合う強さを身につけたい。そう思った一日でした。
自然に笑えるようになろうっと。
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