東京15区衆院補選~ネットの盛り上がりと低投票率のギャップ/小池百合子に陰り?/維新がひどい結果に
東京15区風吹かず・自民全敗・維新お話にならず。
昨日・2024年4月28日に実施された3つの衆議院補選はこんな感じでした。
今回は特に東京15区(江東区)の補選を取り上げたいと思います。
東京15区(江東区)の衆院補選
結果は立憲民主党の酒井菜摘さんが当選。
マスコミによる事前の世論調査のままでした。
・東京15区は低投票率で無風 飯山旋風は吹かず
ツイッター(X)を見ていると日本保守党の飯山陽さんが、まるで当選しそうな勢いに見えました。
飯山陽さんは4位。
日本保守党が諸派扱いなので健闘と評価できなくもないですが、投票率が低かったです。
投票率は40.7%。
前回より18%もダウン。
約60%の人は投票にすら行っていません。
もっとも大切なのは次のこと。
日本保守党が、飯山陽さんが、ではなくそもそもの話。
話はかなり遡って2011年。
私は埼玉県民ですが、2011年に埼玉県知事選挙がありました。
この時は左派がツイッターで大暴れしていました。
2011年には東日本大震災があり「原発をどうするのか?」は大きなテーマでした。
東日本大震災後の知事選挙という事もあり、なぜか「埼玉県知事選で原発をストップ」というツイートでツイッターが盛り上がりました。
そもそも埼玉県知事選挙と原発は関係ないのですが。
2011年埼玉県知事選挙の投票率は24.89%。
まさかの25%すら行っていません。
4人に3人以上が投票に行ってません。
原発がどうこう以前の話です。
このことは2011年から続く「真理」であり、政治的に右だろうが左だろうが関係ないのです。
そう言えば埼玉県が揺れています。
埼玉県が「県立男子校・女子校を廃止すべきだ」となって騒動になっています。
こっちの方が埼玉県民にとって身近な問題です。
・乙武洋匡さんは浮気で撃沈 女帝・小池百合子都知事の力に陰り?
五体不満足で有名な乙武洋匡さんが無所属で立候補。
小池百合子都知事の応援を受けていました。
しかし5位と惨敗。
惨敗の原因は浮気でしょう。
浮気は女性票を失います。
汚い浮気は男性から「こいつ、人を人と見ないクソ人間だな」と思われます。
そして小池百合子都知事はもう守旧派です。
新しくないどころか古いです。
小池百合子さんだけはなく「2回当選している70代の知事」ってどう思いますか?
しかもまた知事選に出てくるかもしれないって。
3選する気なの?
知事の多選しすぎは良くないんじゃないですか?
小池百合子さんってもう完全に守旧派政治家ですよ、イメージは。
そしてまだ「カイロ大学主席卒業」が問題になっている・・・。
「ほんとうにカイロ大学を卒業してるならとっとと相手を名誉棄損で訴えればいいじゃん」という雰囲気になりつつあります。
小池百合子さんの性格だと、選挙公報にカイロ大学卒業と書かないで、シレっと都知事選挙に出馬しそうな気もしますが(苦笑
・東京15区 維新は須藤元気さんにすら負ける
東京15区の2位は須藤元気さん。
須藤元気さんは元立憲民主党でしたが、今回は完全に無所属です。
どの党からの支援がない状況で2位で滑り込んだ須藤元気さん。
ネットでも驚かれていました。
須藤元気さんが「健闘した」と評価されたけど維新の候補・金澤結衣さんは3位に沈みました。
金澤さん個人の責任ではなく「維新がひどかった」という感じです。
維新は散々に「立憲共産党」と批判していました。
共産党を含めた野党共闘をしていたのが東京15区。
「立憲共産党」は東京15区を意識していたのでしょう。
当選した立憲民主党に維新は10%以上の差をつけられ当選には遠く及ばない。
しかも元立憲民主党で立憲民主党とケンカ別れしたガチ無所属・須藤元気さんにも負ける。
「箸にも棒にも掛からぬ」とはこのことですね。
・ネットと選挙でもっとも大切なこと
いろいろ長々と書きましたが、一番覚えておいてほしいことはやはりコレです。
コレは10年以上続いています。
もはや「真実は1つ!」の「真実」と言ってすら良いのかもしれません。
今日の話は以上です。
東京15区以外の衆院補選については、別にnote記事を書きます。
立憲民主全勝・自民全敗、あとは維新がダメダメの続きなど。
ご期待ください!
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