玉木総理が爆誕!?政権交代、それは覚悟の問題だ!1993年自民過半数割れは細川総理だった
マスコミが報じないこと。
2024年衆院選の結果は1993年衆院選の結果に似ている。
マスコミは今回の衆院選の結果を「2009年以来」とよく言うんだけど、1993年に似ているとは(あまり)言ません。
本当に不思議です。
今回は「2024年衆院選の結果は1993年衆院選の結果に似ている」ことを取り上げます。
今回のnote記事について先に書いておきます。
まずは衆院選挙公示日(2024年10月15日)に公開したnote記事をもう1度掲載します。
再掲載する記事は今回、大幅に削除してあります。
また選挙後に書かれた言い回しに変更しています。
再掲載した部分が終ったら、選挙後の情勢を反映した内容を追加します。
衆院選挙公示日(2024年10月15日)に公開したnote記事が気になる方のためにリンクを貼っておきます。
10月15日記事タイトル:アンケート結果に驚愕!自民・公明連立政権崩壊の可能性も~石破総理が令和の噓つき解散で1993年のデジャブか?
では、衆院選挙公示日(2024年10月15日)に公開したnote記事を再掲載します。
・自民党が衆院選に敗れて政権を失ったことは2回ある
1955年に自民党が結党されました。
その時以来、ほとんどの期間、自民党が与党にいました。
ただし衆議院選挙で負けて政権を失ったことが2回あります。
21世紀に1回。
20世紀に1回。
・2009年衆院選挙:麻生自民党👉鳩山民主党
まずは21世紀の政権交代から見ていきましょう。
2009年衆議院選挙は国民が熱狂していました。
熱狂の結果、自民党・公明党から民主党になんと190議席も議席が大変動しました。
民主党の独り勝ちです。
2009年の衆議院議員選挙で自民党(と公明党)が負けて麻生太郎内閣が終了。
民主党の鳩山由紀夫内閣になります。
日本に2大政党がやっと定着するかと思いましたが、民主党の内閣はわずか3代で崩壊。
2012年の衆議院選挙では民主党は100議席にすら遠く及ばない57議席に沈みました。
この民主党政権最後の総理大臣は野田佳彦氏。
2024年に野党第1党・立憲民主党の代表になった人です。
・1993年の衆院選:宮澤自民党👉細川日本新党
「自民党が衆議院選挙で負けて政権を失う21世紀ver」を見てきました。
今度は「自民党が衆議院選挙で負けて政権を失う20世紀ver」を見ましょう。
1993年の衆議院選挙です。
自民党が前回より-51となり過半数割れ。
しかし衆議院選挙前に自民党は分裂しています。
第3党の新生党は自民党が分裂してできた政党です。
第8党の新党さきがけも自民党から分裂してできた政党です。
自民党が事前に分裂していたことを考えると自民党は健闘したと言えます。
ちなみに民社党は今の社民党とは別の政党です。(社と民が逆になっているだけなのでややこしいですよね)
第2党の社会党が今の社民党です。
あまりに各党の議席が割れたので「自民党中心の連立政権」にするのか「非自民中心の連立政権」にするのかすぐには決まりませんでした。
衆議院第5党でわずか35議席しかない日本新党の細川護熙を総理にすることにしました。
これで非自民側が多数派形成に成功します。
非自民・非共産連立政権と呼ばれました。
1993年、やっとできた非自民政権でも共産党は与党になれなかったんですね。
非自民党である野党が共産党とどこまで協力するかは2024年現在の今でも論点になるテーマです。
1990年代からこのテーマに決着がついていません。
1993年に自民党の宮澤喜一首相から日本新党の細川護熙首相に変わります。
ちなみに宮澤喜一首相は宮澤エマさんのおじいちゃんです。(母方の祖父)
・2024年衆院選は1993年衆院選に似ている
2009年の衆議院選挙で、自民党は200議席を大きく割り込み119議席にまで沈みました。
けれども2024年の衆議院選挙、そんな結果にはなりませんでした。
「自民党の議席数は他の政党よりも圧倒的に大きいけど、自民・公明で過半数を割り込む」という結果に。
2024年衆院選の結果は1993年の衆議院選の結果に似ています。
「自民党の政治とカネ」に国民がウンザリしているのは1993年の衆議院選挙と一緒。
そして石破総理は自民党総裁選挙のときと言っていることが違っていて、ブレブレ。
宮澤喜一総理が「平成のウソつき解散」で石破茂総理が「令和の嘘つき解散」じゃないか。
国民の石破総理への審判は厳しいものとなりました。
2024年終戦選挙。
この議席の状況だと
自民党+公明党+?の3党連立政権になる可能性もあります。
?は日本維新の会か国民民主党。
もしくは1993年の時と同じように非自民で連立政権ができるかもしれません。
今、自民党系と非自民党系で日本維新の会や国民民主党の取り合いです。
そうなると日本維新の会や国民民主党から総理大臣が出る可能性もゼロではない。
「あなたの党から総理を出しましょう。だから我々と連立政権を組みましょう」と。
日本維新の会なら馬場代表を総理にする、と。
吉村共同代表は国会議員ではないので総理大臣になれません。
国民民主党なら玉木代表を総理にする、と。
なにしろ細川護熙総理の日本新党は衆議院で35議席しかなかったのですから、馬場総理も玉木総理があっても良い訳です。
政治の世界はいざとなったら何でもありの世界です。
・消費税減税+政治とカネ=玉木総理 この理論でイイじゃないか
ここまでが衆議院選告示日に公開したnote記事の一部です。
大幅に削除しました。
そして選挙結果を反映した言い回しに変えています。
選挙結果が出ていない時期に書いたので「維新の馬場総理」「国民民主の玉木総理」の話をしています。
衆院選の議席を反映+衆院選後の政治状況を見ると「国民民主の玉木総理」ですね。
「維新の馬場総理」はなさそうです。
自民党が第1党です。
でも自民党は(と公明党を合わせても)過半数が取れませんでした。
しつこいですが1993年と似ています。
日本維新の会は議席は38議席。
国民民主党より10議席多いですが、議席を減らしました。
(6議席減)
そして日本維新の会は大多数の国民が支持してない万博という爆弾も抱えています。
だったら国民民主党でしょう、と。
たった7議席だったのが4倍の28議席へ。
国民民主党は消費税の減税を主張しています。
だかられいわ新撰組や社民党も乗りやすいと思います。
政治とカネなら日本維新の会も玉木総理に乗れる可能性があると思います。
日本維新の会は政治資金生法改正案で自民党にボロカスにされましたから。
日本維新の会、政治資金規正法改正案に衆議院では賛成。
しかし自民党の対応が悪かったので参議院では反対に回ります。
日本維新の会はこの時、自民党に恥をかかされまくりました。
①消費税減税
②「政治とカネ」のガチクソ規制強化(政治資金規正法はマジで厳しくする)
この2つを旗印にすれば国民民主党の玉木総理にたくさんの野党が乗れる可能性があると思います。
玉木内閣の連立与党に入るのは無理でも衆議院の首相指名選挙は協力できると思います。
1993年衆院選の後にできたのは細川護熙内閣。
細川内閣はなんと非自民・非共産の8党派の連立与党です。
ナント8党派ですよ、8党派。
驚いちゃいますよね。
8党派が集まった大義は「政治改革」
ほぼその1つだけ。
非自民系の大物政治家がキャスティングボードを握っていた日本新党の細川代表にささやきます。
「あなたを総理にする。だから自民党側にいかないで。こっち側に来て」と。
で、日本新党の細川氏は非自民の大物政治家に乗った。
細川氏を取り込んだことで非自民系が多数。
自民党は衆議院第1党なのに政権から転落します。
ちなみに細川氏に「あなたを総理にする」とささやいた非自民系の大物政治家は小沢一郎氏だと言われています。
小沢一郎氏、今は立憲民主党にいますよね。
2024年の衆院選でも当選してました。
息の長い政治家です。
もしかして小沢一郎氏、今回もなにか仕掛けるでしょうか?
細川代表の日本新党って衆議院第5党ですよ。
それでも自民党が過半数割れしたら総理になっちゃった。
玉木代表の国民民主党は衆議院第4党です。
だったら玉木総理でもおかしくない。
・あとは覚悟の問題 これがデカい
あとは覚悟の問題。
玉木代表自身に総理になる覚悟あるか。
玉木代表よりデカいのが立憲民主党・野田代表。
野田代表が腹をくくれるか、腹をくくれないのか。
野田代表は消費税が大好き。
総理大臣の時も消費税増税をやりました。
野田代表は今でも消費税に思い入れがあるらしく、消費税減税には反対です。
今や自分の思いなんて関係ない。
「オレは1度総理大臣をやった。だからもういい。消費税減税を受け入れてでも政権交代をやる。そのためには玉木総理だ」
「オレは消費税減税を受け入れる。だから玉木よ、総理になってくれ」
野田代表がこのように腹をくくり切って行動できれば政権交代の可能性が出てくると思います。
これは戦ですよ。
しかも天下分け目の戦です。
関ヶ原の戦いでキレイごとなんてないでしょ。
最終的には小早川秀秋が徳川家康側が勝つ決定打になったのです。
野田代表は歴史に学んでほしいです。
ところで・・・1993年衆院選について触れている人があまりいないんですよね。
このYouTubeチャンネルではガッツリ触れていますが。
・今回の話をまとめます
ChatGPTが作ってくれたまとめ(箇条書き)
<2024年衆院選結果は1993年衆院選に似ていることについて>
自民党が衆院選で敗れて政権を失った例:過去2回、1993年と2009年に政権交代が起きた。
2009年衆院選:自民・公明政権から民主党政権へと大規模な議席移動があり、2大政党制が期待されたが、短期間で崩壊。
1993年衆院選:自民党が過半数割れし、非自民・非共産連立政権(細川護熙内閣)が誕生。各党が連立を組み、政治改革が連立の大義とされた。
2024年衆院選が1993年に似ている点
自民党が第一党でありながら(公明党と合わせても)過半数割れ。
政治資金問題が国民の関心を集め、国民の不満が蓄積している状況。
玉木総理誕生の可能性
国民民主党は消費税減税を掲げており、れいわ新撰組や社民党との連携が期待される。
1993年の細川内閣との比較
非自民・非共産の大連立(8党派)による政権交代の成功例があり、今回も「政治とカネの改革」と「消費税減税」を旗印に連立が組まれる可能性
野田代表の覚悟が鍵
消費税減税に消極的な野田代表が、政権交代を目指す覚悟を持てるかどうかが重要な局面。
歴史に学び、政権交代のために玉木総理実現に協力できるかが問われる。
今回の総選挙は、1993年と類似点が多く見られ、政権交代が実現するか注目される状況にあることが記事でまとめられています。
note記事は以上です。
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現在、私は潰瘍性大腸炎という難病のため無職・無収入です。
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