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朝11時に起きることの幸せ

朝6時に目が覚めた.今日は何の予定もない土曜日だというのに.
起きてポケモンスリープでポケモンの寝顔を堪能し,他のソーシャルゲームのログインボーナスやデイリーミッションを消化して回る.

そうしていると,また眠気が襲ってくる.
あと5分だけ……ができるのが予定のない休日にしかできない幸せである.
ということで,きっと数時間寝てしまうんだろうなというあきらめを覚えつつ,再び布団に入り目を瞑った.




のどが渇いて目が覚めた.
いやに部屋が明るい.寝坊をしたときというのは不思議と,光の入り方だけで今何時か大体わかるものである.
予感した通り11時に私は目を覚ました.


たっぷりと二度寝をした後は,ブランチにした.
珍しく買ってきた食パンにバターを塗り,プラムを切ったやつとチーズをのせてトースターに入れる.焼いている間にコーヒーを入れ,付け合わせのトマト醤油漬けを冷凍庫から引っ張り出す.

いつもならあわただしくかきこむ朝ごはんをゆっくりと用意できるのも,休日の特権である.


トースターがチンと言えば,ブランチの完成だ.


と優雅に語ってきたが,実際のところこのプラムトーストはイマイチであった.プラムがあまりにも渋みのある酸っぱさで,噛むたびに顔がしわくちゃになった.おかげでコーヒーの味もよく分からなくなった.

調べてみると,プラムは追熟が必要で,常温で3~7日ほどおいてから食べるものらしい.
全く知らずに買ってきてすぐに冷蔵庫に入れてしまっていた.
一回冷蔵庫に入れたのを常温にするのもなあ……と思うので,後日ジャムなりコンポ―トなりにしてめちゃくちゃに甘くして食べようかと思う.


こういう失敗も休日って感じでいいなあ(?)と思いながら今日の土曜日は午後にちょっと掃除をしてからバイトに行き,ゆっくりと終わっていった.

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