ハリボテの世界

「7.0で描き切れなかったので7.1でエピソードを追加していきます。ウクラマトもゾラージャも掘り下げちゃうよ♪」

これって、漆黒秘話のような補完型のミニストーリーの弊害なんじゃないかと思う。
漆黒秘話も1つか2つは読んだけど、今さら感があって全部は読んでません。
もう終わった物語に後付けで感動エピソードを追加されても、プレイ中の感動には到底及ばないなと思ったら読む気が無くなったので…

「〆切まで必死にやったけどこれ以上発売を延ばせない…そうだ!7.0は見切り発車になるけど7.1で補完すればいいじゃん!時間稼げるし物語に深みも出る(だろう)し、しいて言えば秘話みたいな(笑)」
7.1で掘り下げるという言葉の陰にこういう思考が読めてしまうのは私だけだろうか。
もちろん、7.xでメインストーリーを追加、次に新たなIDを追加など、ちゃんとロードマップはあるのだろうけど見切り発車感が強くて勘ぐってしまう。

いわゆる買取型ゲームの「DLしなくても一応エンドロールは見れるけど、さらに深くその世界を味わいたいならぜひDLして楽しんで欲しい」というのがDLCですが、それをまだ終わってない作中でさせられてる感じ。
DLCは「オマケ要素」であって、穴ぼこだらけのメインストーリーを埋めるパテじゃない。
あえて強い言葉で言うなら、7.1で掘り下げると言っている部分は、本来7.0で出し切ってなきゃダメなんじゃないの?と思うんです。
そこに追加エピソードで肉付けをしていくことで、ストーリーに深みが出て引き込まれていくんじゃないの?って。
7.0はまるでハリボテの世界だなと思う。骨の上に肉がついてなくて、いきなり皮が張り付いてる。
そこに7.1で肉を付けていって、ようやくちゃんとした形になる感じ。

もうすぐ7.1のパッチが当たります。
極とレイドは触るけど、メインクエはもう何かのコンテンツ開放に必要じゃなければ次のパッチ直前まで触らなくていいかなと思ってる。
この後ろ向き具合が自分の中で確実に終焉に向かってるなぁと自覚して笑ってる(笑)

いつまで続くか、続けるか。
後悔しないように決断を下したい。

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