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洗濯が夜の仕事になったわけ
家事の中で「洗濯」は、1位2位を争う好きなしごとだった。正確に言えば洗濯干し。洗濯は洗濯機がやってくれるので😀さんさんと降り注ぐ太陽のもとで、きれいになった石鹸の香りのする洗濯物をピンとのばして干すのはとても気持ちのいいしごとで、洗濯物がひらひらと風にそよぐ風景を見るのは楽しい。
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家の裏でアトラス北千住の工事が始まってから、洗濯は夜の仕事になった。
新築前に空き家の撤去・解体が行われたが、解体工事の前の住民説明会で手をあげて質問した。「工事でどのくらいほこりが舞うのか。もっといえば、洗濯物は干せますか?」と。そう聞きたくなるくらい、洗濯干しが好きだったともいえる。
施工者側からは「お宅に隣接する建物の解体のときはほこりが出ると思いますが、それ以外は大丈夫です」というような回答だった。
が、事実はまったく異なり、隣接する空き家はもちろんのこと、広い敷地のどの建物を解体するときにもほこりは舞い、少なくとも洗濯物をベランダに干せる状況ではなかった。
そして以降、新築のための掘削工事がはじまってからも同様である。大きな重機でびっくりするほど大きなシャベルでガサッガサッと土を掘り返すわけなので、いつも土っぽい毎日がはじまった。
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というわけで、工事が始まって以降、洗濯干しは夜の仕事となった。
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幸いにも夏の間は、夜に干せばおおむね朝、乾いていることが多かったが、そろそろ乾かない季節。さらに冬はどうなるんだろうと、思う。
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