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あれから13年。
そして、3.11はカレーライスの日となる。
東日本大震災発生から今年で13年が経ちます。
13年前、arincoは旦那ことMGの山形の実家で同居暮らしをしてました。
あの時間、会社におり、すごく怖かったことを思い出します。
大きく床が揺れ、工場の中の機械がいっせいにストップ。
緊急停止のブサー音と、女性の悲鳴が響いていた。
信号がすべて止まってしまい、なかなか家にも帰れず、1時間ほど工場の外におり、雪が降ってきて寒かった…
いつもなら、15分くらいの通勤路を40分くらいかけ家に帰りました。
MGの会社が家の直ぐ側だったので、義父、義母の、安否を確認し、arincoは不安と恐怖からMGの会社に向かった。
MGが帰るまで会社の片隅のソファーに座らせてもらい。
MGと家に帰ったのは18:00を過ぎていたと思う。
今日は、もう何も食べれないと思っていたが、義母がカレーライスを作っていて待ってくれていた。
地震発生後すぐは、まだ水が使えたとのことで、あるもので急いで作ったと義母が言っていた。
ガスはプロパンでしたから、私達が帰る少し前に、土鍋でご飯も炊いていてくれてました。
arincoは、土鍋でご飯が炊けることを知らなかった。
便利すぎる生活をしているので、なにかあれば何もできなくなってしまう…
しかし、義母は不便な生活も知っているので、生きていく術を知っている。
そして、感謝と、何もできない自分を知る1日となった。
水道が使えず、電気もつかないのに、温かい食事ができるとは、思ってもいなかったので、本当に嬉しかった。
石油ストーブ2台つけ、ロウソクに火をともして食事をしました。
だから、arinco家、3.11は、あの日を忘れないように。
そして生きていることに感謝をして「カレーライス」になりました。
東日本大震災により犠牲となられた方々とそのご家族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。