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ずっと避けてきたSNS発信をいまさら始めた理由

突然ですが、皆さんSNSってされていますか。 
 
私は主に日常生活で欠かせないLINEだけです(家族や友人とのやりとりだけなので、SNSという意識はないのですが)。 
このnoteも、キャリアコンサルを受ける中でコーチの方に背中を教えていただく形で、どうにかこうにかアカウントを開設しました。 
 
そして先日の面談で言われたんです。 
「arincoさん、次のステップとしてInstagramとXをはじめましょう!」と。 
 
お、おお...。 
二の足を踏み続けて早15年(旧Twitterが日本でリリースされたのが2008年だそうです)。 
とうとう私にも、敬遠していたこの2大巨塔のSNSに足を踏み入れる時が来てしまいました。


XとInstagramをしてこなかった理由

気づけば友人も、夫も、会社もいつの間にか始めていたX。 
アラフォー世代でも、ちょっと感度の高い友達はInstagramもやっています。 
 
私はというと、今回キャリコンコーチの方に促されなければ、この先も距離を置いていたと思います。 
(Google検索でインスタがヒットすれば見る程度で、自らが発信者となるアカウントはもっていませんでした) 
 
なぜこれまでしてこなかったのか。 
アカウント開設の過程で悪戦苦闘しながら感じたことを記録しておきたいと思います。 

(1) 自分を知る人に不本意な形で自分の内面を知られたくない

有名人なわけでもあるまいし、自意識過剰に聞こえるかもしれませんが、いわゆる「身バレ」したくないというのが私がSNSを敬遠してきた一番の理由のように思います。 
 
Instagramのアカウントを開設すると、おすすめのユーザーが表示されます(たぶん連絡先を知っている人?)。 
それを見たとき、かつてmixiが全盛だった大学生の頃、中学の同級生に、「いまもXX(当時私が大ファンだったビジュアル系バンドの名前)のファンなの?(笑)」とコメントをされた時の苦い気持ちが蘇りました(私はそれを大学の友達に秘密にしていたので) 
 
人間、誰でも日常的に多かれ少なかれ、異なる役を使い分けていると思うんです。 
家族といる時のお母さんな顔、友達と再会した時の女子な顔、趣味に夢中な時の誰にも見せられない顔。 
どれも間違いなく自分でなのですが、そのコミュニティが混ざるのが、私にはすごく気まずく思えてしまいます。 
 
2大巨塔(InstagramとX)を日常的に使っている方は、この距離感をどうしているのでしょうか。 
アカウントを使い分ける派?今どきそんなこと全く気にしない派? 
どちらがメジャーなんでしょうか。 

(2) 思考と時間をがっつり奪われる 
そうやって、うーんうーん、と「1」に頭を悩ませていたら、あっという間に5時間くらい経っていて(!)、ふと横を見ると、息子がYouTubeを見ながら尋常じゃない量の菓子パンを食べている! 
当然お腹いっぱいだというので、夕飯をスキップして一緒にお風呂に入ると、息子がなにやら最近ハマっている動画と欲しいおもちゃの説明をしてきます。 
でも私の頭の中はもう「ああ、Instagramにこれ載せてみようかな」「おすすめに出てきたあの人いまどこに転職したんだっけ」など、そちらの世界に占領されてしまって、息子の話がまっっったく入ってこない。適当な相槌で聞き流す始末。 

これが始めるのを躊躇っていた理由の二つ目です。  

インスタって、素敵な写真をパッと撮ってサクッと投稿してスマートに完了!するはずなのに(勝手なイメージ)、私はまだアカウント開設しただけでこんなに悪戦苦闘してるのか、と落ち込んでしまいました。

どうにかこうにかアカウント開設

そんなこんなで(技術面ではなくだいぶ心理面で)四苦八苦しつつも、なんとかInstagramとXのアカウントを作りました。 
 
きっと考えすぎで心配性のいつもの自分なら、InstagramもXも始める前にやめていたはず。 
でも、自己紹介で書いたように、いま私は変わりたいし、同じように変わりたいと思っている女性の力になりたいと思っています。 
 
だからハードルが高そうでも一度チャレンジしてみる。 
それが”他の人には3分”でできそうなことに”自分は5時間”かかってしまったとしても。 
やってみて、やっぱり違う、無理だ、と思ったらその時に切り替える。 
 
不器用なりに、自分らしく。 
そういう気持ちで少しずつ前進していけたらと思っています。 
 
ああ、半年後にはこの記事を笑って読めるくらい、2大巨塔を使いこなせるようになっていたらいいなあ。 
 
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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