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ヒール量とシナジーから考えるサポート構成

みなさんこにちは、やまもとです。

今回はヒール量とキャラ相性から考えるソロでも使えるサポートの適切な構成の組み方を独断と偏見で書いていきます。

s9開始当初はルシオやゼニヤッタが強いとプロプレイヤーや配信者が続々と各々のティア表を出していた訳ですが、それによってシーズン開始当初に急増していた”ルシオゼニヤッタ構成”

元オーバーウォッチリーガー finnさんの
s9開幕時点でのティア表



自分はオーバーウォッチ2のs7辺りから始めた新規勢なので知らなかったのですが、オーバーウォッチ無印の時代はプロリーグなどではルシゼニ構成は流行っていたそうです。

しかし我々はあくまで一般人
ましてや自分含めてこの記事を読んでるほとんどの人は高くてもマスター到達するくらいの方だと思います。
ルシゼニ構成の問題点なども交えながら、今回はサポートの適切な構成について考えていきましょう。


まずは各サポートキャラのヒール力を見ていきましょう。
ここで言うヒール力はバーストヒール(瞬間回復力)で短時間で大きいヒール量を出せることを言います。

ヒール力の高いキャラを上から並べています
同列は左の方が高いという認識でお願いします。
アビリティ(アナの瓶、キリコの鈴など)も考慮に入れて並べてます。

細かい数字は苦手なので調べていませんが、自分の体感での表がこれだ。

A辺りまでがそのキャラ1人でチームのヒールをある程度賄えるキャラクター
Cから下はヒール以外で別の特徴を持っており、そのキャラだけではチームのヒールを賄うことが難しいキャラと考えれる。
Bに1人いるタイ人は弱いので使わない方がいい。

アナ、バティストは問答無用で1人でヒールを回すことが出来る。
この2人のうち、どちらかがいればある程度サポート構成の根幹はできると思っていいです。

キリコ、モイラは条件付きではあるがまあ大抵ヒールを回すことが出来る。
ただ、特にキリコがメインでヒールするのは個人的にあまり強くないと思っている。(味方の構成による)

ブリギッテ、イラリーはアビリティ(ヒールパック、パイロン)で一定のヒール力は持っているが、アビリティが無い時間がどうしても出来てしまうのでCティア

マーシー、ルシオ、ゼニヤッタは常にヒールし続けることは出来るが瞬間的なヒール量は鼻くそレベルなので、ヒールというよりは味方の体力を増やして強化しているという状態な為、敵に高火力キャラクター(バスティオン、ソルジャーなど)が出てくると確実に味方が死んでしまう為Dティア

これを大前提としてここから話を展開していく。

まずはsティアの2人
この2人はどのキャラと組み合わせても強い。
ただ2人とも主にタンクをヒールするため、sキャラ2人の構成はヒールする対象が被ってしまい、サポートのウルトの回転率が悪くなるため、特別な状況を除き個人的にはオススメしない。

次にAティアの2人
この2人はルシオを除いたDティアのキャラ2人以外とは組み合わせれる。
後述するが、Aティアの2人はルシオとは他のキャラクターよりシナジーを持っている。

Cティアの2人は、Sティアのキャラと組めれば強いがギリギリA、Bと組んでもそこそこの力は発揮すると考える。

ルシオを除いたDティアの2人は出来ればSティアと組みたい。
ルシオをDティアに入れておいてなんだが、ルシオは正直特例中の特例キャラなので他のDティアの2人とは一線を画していると思っておいてほしい。


ではここから前述した組み合わせを踏まえて、各キャラクターのシナジーも合わせて具体的なサポート構成を考えていこうと思う。


アナ×ブリギッテ

サポート構成の鉄板中の鉄板。
s9までは最強サポートとして長い間君臨していたアナ
アナの弱点は狙われまくると死にやすいという点。
その点をカバーするのがサポートの中で屈指の耐久力があるブリギッテ
練度の高いアナブリは本当にまじで固いので未だに強いと思う。
アナブリは味方がどんな構成でも強いと思う。

バティスト×ブリギッテ

概要はほとんどアナブリと変わらない。
味方のタンクが地べたタンクの時に出すと強い。


アナ×ゼニヤッタ

チームとして火力が不足していると感じた時にブリギッテをチェンジするなどしよう。
ただ2キャラともフランカーに弱いので、フランカーに狩られまくってる時はピックチェンジを考えよう。

バティスト×ゼニヤッタ

味方がポーク構成(中距離、遠距離から敵を弱らせてワンピックを狙う構成)の時はこれが強い。
特に敵のタンクがシグマの時などに出すと、盾が速攻で割れるので出してみよう。


バティスト×イラリー

バティゼニの派生
これも味方がポーク構成の時に出すのだが、敵の構成がゴチャついてる時に出すと死ぬほど刺さるので試してみてほしい。


アナ×キリコ

ソロランクを想定するならこの構成は安定する気がする。
基本はアナが後ろでヒールを回して、キリコはサイドを取るdpsに付いてあげよう。
ランクでアナとキリコ2人で後ろからヒールしてるのを散見するが、本当に勿体ないのでキリコは横を取ろう。ちょっとイキるくらいが1番強い。


ここからはランクで見かけるNGサポート構成に触れていく。

キリコ×ゼニヤッタ  ヒールが回りずらい
アナ×ルシオ  アナが浮きやすく構成と合いずらい
アナ×モイラ  アナ×ライフウィーバー
アナが上手くない限りサポートで試合を動かすことが難しい
ライフウィーバー×マーシー  
タンクがしんどいし味方頼りになる
マーシー×ゼニヤッタ  ヒールが回らない、やめて。


と、ここまでが僕が考える強いサポート構成とNGな構成だ。
これを見てもらえれば分かる通り、とりあえずアナとバティストが使えれば味方が何をピックしても柔軟に対応出来るので、キャラの能力も覚えてゲームに慣れた!勝ち方が知りたい!という初心者にはアナバティを練習するのを勧めたい。


ではここから諸悪の根源、ルシオに付いて触れていこう。
そもそもなぜヒール力自体は最弱レベルのルシオがここまで強いと言われ、プロの中でも流行っているのか。
これはルシオ本体の生存能力の高さ、OW唯一持続的にスピードバフを掛けれるということ、アルティメットのカウンター性能が挙げれる。

ただルシオの難しいところは味方全員で意思疎通が取れていないと輝きずらいという点。
味方と固まり、スピードブーストで一気にラッシュを掛けると言ったような動きが強いルシオだが、重要なのが”チーム全体で”という点。
尚且つフォーカスを合っていなければならない。
これが難しいと言われる所以である。

ではルシオが相方に来た時、サポートのあなたに出来ることはなにか。
そのまますぎるが、ルシオの周りで一緒に固まって動くしかない。
ルシオはタンク周りにいることが多いので自分も最前線にいても死ににくいサポートキャラをピックする必要がある。

それが前述したキリコとモイラがルシオと相性がいいということに繋がってくる。
つまりルシオと相性のいいキャラクターは
・個人での生存能力の高さ
・ルシオのヒール量に合わせてもある程度ヒールが回るヒール能力

この項目をクリアしてるのがキリコとモイラ(バティストもあり)なのである。

では最初に書いたルシオゼニヤッタ構成。
ゼニヤッタは2項目とも達成出来ていない。
つまり言い方は悪いがこの構成はランクで出されると味方からしたら害悪そのものでしかない。

プロで使われていたのは
・ルシオもゼニヤッタも100点に近い動きができる。
・フォーカスを完璧に合わせれる
・そもそもタンクとdpsがバカ上手い

からなだけであり、一般人のランクマッチでは勝ちたいなら出さないべきだ。

以上がサポート構成概論だ。
これまでなかなか勝てなくて悩んでいた方は味方のサポートにピックを合わせてみるということを意識すれば何か変わるかもしれない。


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