罪悪感は被害者意識? このアタクシに被害者意識があるなんて…
感情が動くことが少ないなぁ…
と思う時期がありました。
感情がないわけではありません。
怒るとか悲しいとか全くないわけではなかったのですが
そう思うことが最近少なくね?
と思う時期があったんです。
その時、忙しかったと思います。
忙しいから、目の前で起こったことを
片っ端から「ちぎっては投げ、ちぎっては投げ」と
反射で生きていたので、何かを考える余裕はなかった。
なにかを考えるって、ある程度
余裕がないとできないと思うのですよ。
※エゴの声はその人の思考なので、忙しすぎると
その声さえ聞こえないってこと、よくあります。
感情が少なくなったそのちょっと前
かなりショックなことがありました。
「死ね」といわれたり
「消えていなくなれ」とか日常的にいわれていたんですが
そのことに向き合う間もなく忙しくなって、
ショックと対峙する時間はなかったのだと思います。
まぁ、ショックをほったらかしにしてしまったということです。
それからしばらくして
「あれ? 私って見ても聞いてもなんにも反応してなくね?」
と気づきました。
余裕がないと、問題に向き合うこともできなくなる。
そのまま、20年くらい突っ走りました。
あれから感情が戻ったのか? といわれれば
そうともいえるし、そうじゃないともいえます。
じゃ、それはどうして? と考えたとき
「罪悪感と被害者意識」にたどり着きました。
人間は「愛することができない」と
無意識のうちに「罪悪感」が生まれます。
人間が生きる目的は「愛すること」。
※生きる本来の意味です。本能レベルの話。
それができないと、罪悪感が生まれてしまいます。
「私は愛することができていない… 人として最低…」
その罪悪感を隠すために
「愛することができないのはあいつが私を雑に扱ったからだ。
私は被害者だ。」と思い込もうとします。
これが「被害者意識」です。
「消えていなくなれ」は、無関心なので
愛とは真逆なこと。
そんなことが目の前で起こっていたのに
フォローもケアもしなかったので、罪悪感を持ったり
無意識に被害者意識を持ったとしても
当然といえば当然です。
これらの流れに気がついたとき
「あらあら、ごめんなさいね、私」と思い
フォローやケアをしました。
すぐになにか大きな変化が起こるわけではありませんが
自分と向き合う時間を持つことで
感情はだいぶ戻ってきていると思います。
感情のケアは、ケガや病気のケアと同じで
元に戻るまで
ほったらかした時間の数倍はかかります。
被害者意識も罪悪感も
生きている上でゼロになることはありませんが
少なくすることは可能です。
被害者意識や罪悪感のことに気づいたきっかけの一つは
西洋占星術の勉強をしたからだったかもしれません。
もちろん、それだけではありませんけどね。
西洋占星術で星座や天体の意味、天体同士の関係性を知り
そこから、相性を見て
「あぁ、相手の気持ちと自分の気持ちのずれはここだったのか」など
客観的にとらえることができるようになりました。
ものごとには必ずつながりがあり
単発で起こることはありません。
こう考えると
私が占いの道に進んだのは、ある意味
流れに乗っていたのかもなぁ
と思うことが最近、よくあります。
そう思うと、生きるって面白いですね。
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