少し落ち込んだ時の対処法

鬱ってほどではないけれど
憂鬱な気持ちになることって
誰にでもあると思うんです。
私にもあります。

私は、鑑定の時
西洋占星術でお客様の状況を確認するのですが
30歳ちょい手前くらいの時に
何があったのかな? とホロスコープを見ることが多いです。

全ての方が
28歳くらいから30歳くらいまで
サターンリターンという時期を迎えます。

人間だれしも
生きる上でのマイルールがあると思うのですが
サターンリターンは
そのマイルールを調整する時期に当たります。
子どもから大人へ向かうにあたり
ずっと子供のままではいられないですよね?
だから
今までの人生を振り返り(振り返るような出来事が起こり)
大人の階段を昇るうえで
ルール改定がおこなわれるわけです。
人間、いつまでも子供のままではいられないからね。

ネット検索すると
「サターンリターンは怖い」
みたいな文言が飛び交いますが
今まで、経験したことないことがおこるから
まぁ、怖いといえば怖いと思います。
※実際、どんなことが起こるかは
出生図の土星が入っているハウスに関連したことなので
そこをチェックしてみてください。
※ネットで「サタリタ」「ネイタル土星 ハウス」
などと入力すると、とても詳しく教えてくれます。

私の土星は7ハウスなのですが
7ハウスはパートナーシップについての部屋です。
この時期
見事に7ハウス関連のトラブルを経験し
私は、大人になれました。(たぶん)

私がサターンリターンを迎えて
つらくて苦しくてどうしようもない時
だれにも相談できない状況だったのですが
誰にも相談できないとなると
人間は
「自力で何とかしなくては…」と
よろよろと立ち上がろうとするみたいです。
※「人間は」ではなく「私は」だな、きっと。

その時、私はいろいろなことを試しました。
できることやできそうなこと、よいといわれていることを
それこそ、片っ端から試しました。

・香り
・ヨガ
・瞑想(みたいなこと)
・自然食
・日記
・セルフマッサージ
・資格取得の勉強
・読書
※占いや心理学を学びだしたのは
これから5年後くらいです。

このほかにもたくさんたくさん試しました。
でも、気持ちは沈むばかりです。
毎日
「お前は頭がおかしい」
「お前はキチガイだ」
「お前なんか死〇ね」といわれていたのに
それから何十年も生き続けている私ってスゲー。
尊敬するぜ。

で、思い返してみたら
確かに、辛かったし
いわゆる傷ついた状況だったはずなのに
割と元気に過ごしていたんです。

心理学的にいうと
自分を守るために
「解離」が起こっていたのだと思うけれど
それ以外に
「自分を客観的に見る」をやっていた気がします。
※解離が起こっていたからできたのかもしれない。

「あー、こういう状態の時、私はこう思うんだ」
「へー、こういう空気の時、私はこう感じるんだ」
みたいな感じ。

小さい時から、自分が行動している姿を
斜め上から俯瞰しているみたいな感覚はあったのですが
それを意識しておこなったイメージです。

本当にうつ状態になったら
人間は動くことができません。
私はそこまでいっていなかったから
こういうことができたのだと思う。

でも、鬱病にならなくても
鬱状態になるときって
誰にでもあると思うんです。

落ち込んだ時って
落ち込む事象に目を向けがちだけれど
そこをみても、落ち込みが深くなるだけなんじゃないかな。

落ち込んだ時の脱出法として
気持ちを明るくしていこうという方法もあるけれど
それさえできないときは
とことん落ち込んでもいいと思います。

時間をおいて
少し気持ちが落ち着いてきたら
「あー、こういう状態の時、私はこう思うんだ」
「へー、こういう空気の時、私はこう感じるんだ」
をやってみてもいいかもしれません。

自分で対応するってアリだと思うけど
明らかにおかしいと思ったら
素人判断せず
心療内科やカウンセリングにいくことをおススメします。

占いや霊能者みたいな人のところにいくのも
話をするだけで気持ちが落ち着くくらいの状況なら
いいかもしれませんが
心が弱ったときに足元を見て大金を請求する人もいます。
気をつけてください。

心療内科やカウンセリングは
私もいったことが何回もあります。
やっぱプロってすごいよね。
といつも思っていました。
※実は診察中
「へぇ、こういう風に話を進めるんだ。
じゃ、次の展開は… おー、そう来るか」なんて
青白い顔で無表情なのに
頭の中で
ワクテカしながらこう思っていたことは内緒。
プロのお話は本当に興味深かったです。

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