<本当に欲しいものは何?>目の前のエゴに騙されないために(その1)
あなたが本当に欲しいモノはなんですか?
こう問いかけたとき
多くの方は
「〇〇が欲しい」
と固有名詞を出します。
ホラッチョと呼ばれて数年前
人前から姿を消した方がいらっしゃいましたが
あの方のように
吐息交じりの(ような)あまぁ~い声で
「〇〇が欲しいんでしょ? そんなの無理だよ。
でも煮え湯を飲んで
全身火で焼きただれて、這いつくばったら
手に入るかもしれないしれないけど
あなたには無理だから。諦めて平穏な道を歩きなさい」
と耳元でささやかれているようなものです。
じゃ、ホラッチョってホントにいるの? って話なのですが
どうなんでしょうね。
実在する「ホラッチョと呼ばれた男」は存在しますが
あなたの脳内で再生された
「ホラッチョボイスの暴言」は…
思い込みとか妄想の世界の中の言葉なので
実在しません。
聴いたあなたは実在していると思うでしょうが
それはあなたの中に実在しているかもしれないけど
じゃ、見たの? ってことになると
誰も見た人はいない。
確かにあなたはいつもその声を聴いているかもしれませんが
その存在を証明する方法はない。
存在を証明する方法がなくても、確実に存在しているものも
世の中にはあるかもしれませんが(世にも奇妙な物語的なモノ)
ほかに説明できないものは
あなたの中にしか存在しない。
そして、その「あなたにしか聞こえない言葉」は
たいてい、頭を抱えたくなるような絶望に満ちた言葉だったりします。
説明できないものは存在しないから知らん顔しとけ。
というのは簡単ですが
あなたはその説明を一生懸命しようとして
その言葉が実在すると懸命に周りに訴えかけます。
でもその言葉って、あなたは好きですが?
あなたにとって絶望的な言葉なんですよね?
なんでその言葉を、一生懸命周りに説明しようと思うの?
なんで一生懸命、肯定しようとするの?
出来れば(というより絶対)
離れたいと思っている言葉じゃないですか?
なのに何で?
そもそも、その言葉って誰がいっているの?
ホラッチョボイスかもしれませんが
その声を出させているのは誰?
と考えていくと、たどり着く先にいるのは
思い込み、妄想という名の<エゴ>なんじゃないかな?
と思うわけです。
というと、エゴってとっても悪い奴みたいに感じますが
それがそうでもない。
と長年、エゴまみれで生きてきた私は思うのです。
最近は
エゴって「処罰や排除の対象」ではないと思うのですが
そのあたりの話を次から始めたいと思います。
※おそらく長編ではなく短編。
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