推しのイベント目当てで滋賀と茨城を1日でハシゴした話・(1/3)
どうも、arima.です。
はじめに
今回は旅行記です。2019年10月23日に、滋賀と茨城をハシゴしたというお話です。長くなりそうなので3編に分けて書いていきます。
1/3 プロローグ(この弾丸旅行が実現に至るまでの経緯)
2/3 滋賀・栗東編
3/3 茨城・鹿島編
滋賀・栗東行きのプランが浮上する
JRAでは「調教見学・厩舎訪問ツアー」というイベントがあります。(2020年以降行われていません)これは、GIウィークの追切日(水曜日)の調教を見学し、その後トレセンの各施設や厩舎を見学するというものです。2019年10月23日に行われる、天皇賞(秋)の栗東トレセン調教見学は「角居勝彦厩舎訪問」がセットでした。角居厩舎推しの私としては応募しない理由がありません。
このツアー、察しのいい方はお気づきの通り、調教は朝早く行われるため、5時30分現地集合です。電車も動いているかどうかという時間帯に栗東トレセンに着くには、基本的に前泊して車やタクシーで向かわなければなりません。免許がなければハードルが高く感じますが、私はちょうど2019年9月に自動車の運転免許を取得したので、車借りて行けるということが大きな後押しになりました。高倍率が想定されるため、当選しない確率のほうが圧倒的に高いことが予想されましたが、奇跡を信じて応募しました。
茨城・鹿島行きが決まるまで
最初の自己紹介のとおり、サッカーでは鹿島アントラーズのほかにHonda FCを応援しています。サッカーではプロアマともに参加するトーナメント戦、天皇杯において、Honda FCはアマチュアチームにもかかわらず、Jリーグのチームを破る「ジャイアントキリング」をたびたび起こします。2019年の99回大会でも、Honda FCは当時J1の北海道コンサドーレ札幌とJ2の徳島ヴォルティスを破り、ベスト16入りを決めて、9月25日に埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦しました。
試合は若手中心の浦和レッズを、Honda FCが押す展開。どちらが格上か分からないような展開で、なんと2-0でHonda FCの勝利となりました。
同じころ、カシマスタジアムで鹿島アントラーズは横浜F・マリノスと対戦し、4-1で鹿島アントラーズが勝ちました。ということで・・・。
10月23日の準々決勝は、カシマスタジアムで鹿島アントラーズとHonda FCの対戦となったのです。個人的には、もう大変です。どちらも応援しているし、どちらも勝ちそうな気配。何よりHonda FCは勢いに乗っていました。見たい試合だけど見たくないような・・・とにかく複雑な心境でした。
はい、もうお気づきですね。10月23日は「天皇賞(秋)調教見学&角居勝彦厩舎訪問ツアー」の日です。このツアーは11時解散で、カシマの試合は19時キックオフなので新幹線で東京に戻り、スタジアムまで高速バスを使えば間に合います。栗東行きはまだ不確定でしたが、Honda FC勝利により滋賀→茨城弾丸ツアーが一気に現実味を帯びてきたのです。10月23日は平日でしたが、「ツアー外れても半休取ってカシマに行こうかなあ」くらいに考えていました。
奇跡の当選、弾丸ツアー実現へ
吉報が届いたのは10月11日でした。
当選しました。後から判明したのですが、今回のツアーは名門角居厩舎見学ということで、20倍程度の競争率だったそうです(ツアー当日にスタッフに確認)。5%の奇跡です。
(当選連絡は10月11日以降とのことで、この日は1日待っていたのですが、メールが届いたのは17時前。1日焦らされましたw)
これにより弾丸ツアーが確定し、旅程を練り始めました。最終的には、
前日に新幹線で京都入り→京都で車を借りて草津へ→草津のホテルで1泊→早朝栗東トレセンへ→ツアー終了後車で京都駅へ向かい、車を返却→新幹線で東京へ→東京駅から高速バスでカシマスタジアム入り→その日のうちに帰宅
という弾丸ツアーが完成しました!(2/3へつづく)