私が東京八王子ビートレインズを応援するきっかけになった出来事とは
どうも、arima.です。
はじめに
Twitterからこの記事にたどり着いた方はご存知かもしれませんが、私はプロバスケットボールチームの東京八王子ビートレインズを応援してます。近所のホームアリーナで行われる試合だけでなく、北陸や東北などのアウェイへ応援しに行くこともあります。私が応援するチームはそれまで鹿島アントラーズや福岡ソフトバンクホークスなど東京から離れたチームで、東京のチームにはさほど興味はありませんでした。地域以外にきっかけや魅力があったからです。トレインズは「八王子」を冠したプロチームであるが故に応援しているというのもあるのですが、今振り返ると、八王子のチームを熱く応援したくなるきっかけとなる出来事がありました。
トレインズの存在を知った日
私がトレインズの存在を知ったのは2015年の春でした。NBDLに「東京八王子トレインズ」というチームが参入するという話を聞いたことです。高尾駅に貼られたポスターを見たのが始まりでした。
それまで「東京」を冠するプロチームは数多くあれど、「八王子」を本拠地にするプロチームは皆無だったので、新鮮だったことを覚えています。
しかし、当時は野球やサッカーは見ていたもののバスケットボールは全くの未知の世界であり、体育の授業でバスケをした時に嫌な思いをしたこともあり、バスケットボールに対して良いイメージはありませんでした。トレインズの試合結果をたまに気にすることはありましたが、プロリーグ参戦初年度の15-16シーズンは一度も見に行く事なく終わりました。
運命を変えた「八王子高校甲子園出場」
トレインズが17勝19敗というまずまずの成績でシーズンを終えた2016年、その夏に八王子市民を驚かせたのは、「八王子高校の快進撃」でした。八王子高校野球部は、強豪ひしめく西東京大会を勝ち抜き、甲子園出場を決めたのです。(準決勝で破った早稲田実業には、のちにプロ入りする清宮幸太郎選手がいました)
八王子市内の高校としては初の甲子園出場に、八王子市は大いに沸きました。八王子高校は母校ではありませんでしたが、周囲に多くの卒業生がいて身近な学校でした。地元の甲子園出場、また「甲子園で野球を見ること」が目標であったことから、1回戦を観に行くことに決めました。
八王子高校の初戦は8月11日。1試合目だったこともあり始発の新幹線で向かいました。八王子高校のアルプススタンドはスクールカラーのオレンジに染まり、多くの関係者や市民で埋め尽くされていました。試合は日南学園に1-7で負けてしまいましたが、「八王子を背負った選手が大舞台で活躍していること」「甲子園球場の至る所に『八王子』の名前があること」に強い感動を覚えました。
この出来事で地元・八王子への愛着はより強まり、この年から新たに始まったBリーグ傘下のB3リーグに参戦する八王子トレインズを応援することにしました。応援するチームが遠方にあることで入ることがなかったファンクラブに初めて入会し、トレインズの応援にのめり込んでいくことになります。
八王子ビートレインズに託した「夢」
八王子トレインズは2018年にB2昇格を果たし、「東京八王子ビートレインズ」とチーム名称を変え、B2で奮闘するも、1年でB3降格となりました。昇格の喜びや降格の悔しさを味わい、運営会社の経営危機もありチームが消滅するかもという不安に襲われることもありました。今は新しい経営陣のもと、チームの再建とB2復帰のための強化途上です。いつか八王子ビートレインズがBリーグの頂点に立ち、「八王子といえばトレインズ」「トレインズは八王子の誇り」と言われる日が来ることを夢見て、これからもトレインズと共に戦います。