情弱とは?その意味と心理学・脳科学から学ぶ全ての人が情弱になりえる特徴と対処法
情弱とはどういう意味か?
情弱というのは、(情報弱者の略称)ですが、求めている情報に満足にアクセスできない人や情報を活用できない人を表す俗称という本来の意味とは違う意味で使われることが多い。
スマホさえあればネットを通じて即座にありとあらゆる情報に触れることができる情報化社会の現代。
その情報をどう使うのかが大事だ。
と影響力のある方々が言うのもあって
「あいつって情弱じゃない?」
「お前、どんだけ情弱なんだよ!」
「情弱ビジネスに騙されたらダメだよ。」
「情弱ってマジでウザいよね。」
というようにな相手をからかったり卑下するために使われる傾向が高いですね。
一言で言ってしまえばネットスラング的な使われ方をします。
・情報収集力が劣っている。
・情報にうとい人
・情報分析能力がない人
によく使われる傾向があります。
一言で言ってしまえば知性の低い人ですね。
しかし、本来の意味は物理的・技術的な理由によってネットなどの情報通信サービスを使いこなせない・情報を得るのが難しい人達をさして情報弱者と呼ばれているのです。
つまり、
・ネットなどの情報通信サービスをうけられない地域に住む人たち
・スマホが使えないなど情報通信ツールを使いこなせない為情報が得られない人
・自分が求めている情報を探す能力が不足している人
・情報の真偽を見極める判断能力が劣っている人
のことをいうわけです。
そのため、例えばですよ。
あなたが興味も関心も求めてもいない情報に対して「情弱だよね。」というようなセリフをセリフを発してしまうということはある意味で、そのセリフを言う側が情弱の可能性があるわけです。
2つの意味で。
1つは、情報弱者の本来の意味を知ってない事ですね。
そして、もう1つが
そもそも興味も関心も求めていもいないわけですから・・・
その人は求めている情報にたどり着く必要なんてなかったわけですから。
逆にそこに気づいていない本人がまた情弱扱いされる。
というなんか恥ずかしい状態になってしまうのです。
でも、それも情弱だ!
というわけではないのです。
そもそも、どれだけいい大学を出ていてもどれだけ昇進して立場ある人であったとしても、僕ら人間は誰だって情弱になる瞬間があるのです。
僕ら人間の脳と心の特徴からどうしようもないのです。
ここを理解しておけばあなたは、よく言われる意味での情報に振り回される情弱から、情報を使いこなせる情強に近づけるはずですし、本来の意味の情弱からも脱することができるようになるはずです。
「情報をもっと自分の望む人生を創るために使いたいですか?」
もし、この回答がYESならば・・・
そんなあなたにまず1つ質問があります。
「あなたは情弱ですか?」
あなたはこの質問にどのように答えるだろうか?きっとここまでの記事をしっかりと見てみるのならば「もしかして、自分は情弱かも!?」とちょっと疑問に思っている人もいるかもしれません。
でも、この記事を読む前のあなたならばどうでしょう?
たぶん、ほとんどの人が「そんな事はない!」と言うはずです。
例え誰かに「お前、情弱だよな」と言われた事がある人でも「いやいや・・」と思っている人のほうが多いのではないだろうか?
実際、僕は大学生からおじいちゃんまで、色んな人と会話をしてきましたが・・
その中で自分が情弱だと思ってる人ってほとんどいないんですよね。
心理学や脳科学の世界でも統計的に僕ら人間は
「自分は知性がないんだ。」
なんて思っている人はほとんどいなくて
「自分は他よりもちょっと上だ。」
と自己評価してる人のほうが明らかに多い。
と言われています。
つまりですよ。
僕ら人間というのは、自分自身が情弱なんて思っていないものなんだということです。
下手すれば
・自分は他の人は知らない事を知っている。
・自分は他の人よりも情報を使いこなしている。
・自分は他人よりも頭がいいほうである。
とさえ思っている生き物なのです。
傲慢ですね(笑)
でも、きっと僕もそうだしあなたもそうだし世界中の人がそれくらい思っているので、正直言って「相手が情弱か情弱じゃないか?」を判断して情弱をバカにしたり情弱を卑下してる時点でもはや情弱になってしまっているかもしれませんね。
なぜなら、自分の発している情報を理解できるまでわかりやすく説明できないわけですから。
情弱だと判断される人の特徴とは?
もちろん、そうやって考えてみると僕自身も情弱の部分はあるし情弱になってしまう時もあります。
正直思ってますもん。
「誰でも簡単に絶対に稼げます!」
「誰でも簡単に●●するだけで▲▲できます!」
といううたい文句に騙される人って情弱ビジネスの食いものにされてるよなとか。
逆に
「これなら絶対に稼げる!」
「この方法ならば絶対に●●になる!」
と酔ってる人とか見ても思ったりします。
でも、僕自身もそういうのに喰いついていた時期あったんですよね。
そうやって思い出してみると今ならば誰だって情弱と呼ばれるような状態になる事ってあるんだよな。
ということがわかります。
で、よく情弱というのは情報インテリジェンスが足りない人の事や情報を知らない人のために使われていますけど・・・。
そもそもどれだけ知性があったとしても・・
頭良くてもインテリジェンス能力が高くても・・・
どれだけ情報にアクセスする能力をもってても・・
ここを外してしまったら僕らは誰だって情弱になってしまうのが・・
「自分は情弱じゃない!」
という思い込みです。
そう、自分は情報強者であり情報弱者ではないという思い込みそのものが僕らを情弱にしていってしまうのです。
「は?」
と思いますよね。
もうちょっとわりやすく説明しましょう。
ここがわかると情報の本当の扱い方がなんとなーく見えてきてこの情報化社会をもっと自分の人生をよりよくするために使いこなすことができるようになるはずです。
ではいきましょう!
まず、情報を上手に活用するためには「主観」と「客観」を分けられるようになるのが基本です。
自分だけの主観で情報を見る視点
客観的に判断をする視点
の2つが必要になります。
そのため、あなたが情弱だと相手に感じたのならば・・・
「あいつは情弱だ!」
ではなく
「俺はあいつの事を情弱だと思っている。」
という表現になるはずです。
でも、こういう事を言うと
「いや、知人のあいつもこいつも情弱だと言っていたから!」
となりますが、それは
「俺の友人や知人はあいつのことを情弱だと思っている。」
だけに過ぎないわけです。
サンプル数が10人とかそこらへんしかないので・・・・
僕ら人間は、物事を偏って見てしまうバイアス(思い込み)を持っていますが、どれだけ頭がよくても思い込み1つで全ての情報がズレて見えるのです。
その中で一番危険なのが、、、自分の主観を客観で見てしまうところなのです。
「あの人は絶対こう思ってる!」
とかは代表的ですよね。
人の思っている事とか考えていることは目に見えないのにもかかわらず、僕らは相手の気持ちや思っていることを勝手に決めてしまう傾向があります。
これも一種の思い込みでそれによって人間関係が崩壊することってたくさんあります。
このように自分は思い込みをもちがちな生き物である。
ということを知っていることが、情弱から抜け出す為に最低限必須になってくるのです。
なので、
自分の今考えている事や思ってる事は偏ってる可能性がある。
ということを知っていない人ほど、気づかぬうちに情弱になってしまっている人の代表的な特徴だということは覚えておいてくださいね。
これ、誰もがおこるので。
では、どのようにすればバイアス(思い込み)を知って物事を客観的に判断できるのでしょうか?
ここに関しては後日まとめようと思います。
情弱の状態を抜け出し情報を活用できるようになると、どんな情報もあなた次第で自分にとって必要な情報に変換できるようになって騙される事なんてほとんどなくなるし、周囲に価値を感じさせることも価値を与えることもできるようになります。
価値のないものに価値を付け加える。
価値あるものの価値をもっと感じられる。
自分にとって必要なものと必要ないものをふるいにかけられる。
その基本的な能力が身につくはずです。
だから、個人的にこれは知っておいた方がいいかなと思います。
一体どうすれば情報弱者から抜け出し情報強者に近づけるのか?を。
ただ、まずは自分は思い込みをしやすい生き物なんだ!ということを知っておくだけでも情報弱者からは抜け出しやすくなるので是非意識してくださいね。
僕らは全員情報弱者になる可能性がある!
ということを頭の中で唱える癖をつけるだけで、もっと他の情報を探し始め自分にとって必要な情報を取捨選択できるようになるでしょう!
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました!!