しがないADの駄文日記 未来予想図は欠陥住宅だった編
最近、ふと将来の自分を考える。
仕事に慣れてきたのもあり、漠然と将来が見えるようになった。
うっわ〜、幸せなルートねぇなこれ。
もうスタートから詰んでんじゃん。
ってなるから、いつも考えを放棄する。
そんな思い詰めた時は(思い詰めたというか、放棄しているから思い捨てたというか)
仲里依紗のYouTubeを観る。
きっと、あの時の木下優樹菜を好きだった人は今の仲里依紗が大好きだろう。
脳内空っぽにして観れて楽しい。
面白いというより、楽しい。
ただ、最後のエンドロールが流れる時に
あ〜何してんだ。ってなる。
でも、やみつきになる。
やみつきって漢字だと病み付きって書くらしい。
まさに、病み付きだ。
日比谷のミッドタウンでよく映画を観る。
日比谷のミッドタウンのエスカレーターの作りは普通のショッピングモールとは違い、登った先にすぐに登りがない。
絶対に半周させられる。下りも同じく。
そんでいつも2階でA.P.Cが我が物顔でこちらを見てくる。お前、よく短パンで日比谷を歩けたもんだな。って顔をしてくる。
A.P.Cの. . の部分と目が合う。
こちら、キョトン顔ですわ。って見てくる。
日比谷のtohoが大好きだが、あの一角だけはいつも気まずい。
日比谷には本当に喫煙所がない。
なので、喫煙者はこぞって日比谷シャンテの裏手でタバコを吸う。
豚骨ラーメンの排気口で胸焼けするようなあそこだ。
ただ、喫煙者があそこに足繁く通うのには訳がある。
猫がいるのだ。2匹の。
あんなに人間ビッチな猫は本当に初めてだ。
喫煙者の足元をそろりそろり。たまに、足に身体スリスリしたり。
ちょっと上目遣いでこっちみながら、排水溝の流れる水を飲んだり。
日比谷に住むためには、あのくらい要領が良くて、人懐っこくて、誰からも愛される人じゃないと難しいんだと感じた。
朝、最寄り駅まで歩いていると蝉が道路で寝そべっていた。寝そべっていると言うと、肘で顔支えて寝っ転がってるような感じだが、割と死が近めの寝そべり方をしていた。
帰りも寝そべっていた。ぺっちゃんこに寝そべっていた。
先に死んだのか、轢かれて死んだのか。
弱き者は淘汰される世界なのだ。
その蝉の死屍を越えて今日も生きた。
最近嬉しかった事は自分が発注したお弁当が総合演出、ディレクターにウケたことです。
ウケるって笑いだけじゃないですよね。
じゃ、また。最後にしがないAD感付け足しときました。
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