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夫婦のあり方#06|とにかく離婚したかった妻の今。

私は離婚を推奨したいのではない。

けれど離婚の相談がやってくる。「離婚したいんです」と。

この方のご相談内容は、

夫がうつ病で仕事ができていない。
そのせいか家庭内で子ども達に声を荒げる。
子どもが体調を崩し学校に行けない時もある。
私が子供たちを守っていきたい。
夫と離れて暮らした方がいい。
夫と離婚についてまともな会話ができない。
特に母が心配し、子供も離婚してほしいと訴えている。

「弁護士を紹介してほしい」と言われたが、
「まずは調停だと思いますよ」と調停がどんなモノか説明していく。

ご本人も様々が想いがあるが、こういう時夫婦以外の関係者の話で混乱することはしばしばある。

母がこう言うんです。
長男がこう言うんです。
向こうの弟さんからこう言われたんです。
財産は半分権利があると聞いたんですけど。

参加する人数が増えるほど話が混乱するように思う。

大切なのは「あなたがどうしたいか?」だ。

相手が無職で収入がないと、養育費が低く決まってしまうので不利ではないかと伝えたが、彼女は「すぐに離婚したいんです」と変わらなかった。

彼女は調停を申し立て、調停には夫もちゃんと出席した。

揉めて長くなるかと思っていた調停はあっさり2回で終了。

夫が離婚に合意し、養育費はグラフの通りの少額で決まった。

調停が終わって彼女から電話があった時は

離婚の条件に納得がいかない。
母がすごく怒っている。

と納得言っていない様子だったので、心配した。

しかし、半年ほど経ってラインしてみると

私はストレスフリーでとても元気です。
新居も快適で子供のたちもすこぶる元気です。
あの辛い日々が嘘のように、明るく楽しく暮らしたい。

と、とても前向きな返事がきて驚いた。

環境を変えることは勇気がいるが、
まずはどうしたいかと考え動くことで違う景色が見えてくる。

あなたはどうしたいですか?
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