見出し画像

相談の現場から|後ろめたさに正比例する恐れ・怖さ

今日で終わったNHKの朝ドラ「おかえりモネ」。最終週は「後ろめたさの告白」が続いた。

・お祖母ちゃんを置いて私は逃げたの
・あの時、島にいなかった後ろめたさ

後ろめたさを隠すことで怖さがどんどん増していく。

・私は私を許せない
・私は無力だと思っていたあの頃に戻るのが怖い

怖いと思っていることを言うのも怖い。

最後に主人公は怖さを克服し後ろめたさを告白することでホッとした表情になった。そして言った

・何もできないなんて思わない

何がそう思わせたのか。環境が変わったのか。誰かが許したのか。

自分が行動したことで、自分の「捉え方」を変えたから。

自分が後ろめたさを手放すと決め行動することで捉え方は変わる。

先日。離婚について男性から相談があった。

・妻が離婚したいと言っている
・子どもと一緒に家を出ていくと言っている
・調停をすると言っている
・話し合いをしたいが妻が感情的になってできない

私は離婚調停をすることを推奨している。協議離婚するよりも調停で常識的な第三者に入ってもらって話し合いをする機会は双方にとって現在地を確認できる。怖いことではない。

これから未来をどうするか。どちらが正しいとかどちらが悪いとかどちらが有利とかではなく、この家族の未来のための話し合い。

相談者は調停を怖いと捉えているようだった。何が怖いのだろう?

副業のことを指摘されるのが怖いようだった。後ろめたさが伝わる。

これからの未来。その後ろめたさを隠し通し、正当化されるまで現状を誤魔化すのか。それとも、現状を明らかにし、これからどうするか共に考えるのか。

どちらも”自分が”選択できる。誰も妨げていない。妨げているのは自分だ。

・指摘されそう
・誤魔化したい
・バレたくない
・怒られたくない

その後ろめたさをいつまで握りしめて生きますか?勇気を出そう。

オンラインで個別相談受けています。
予約はコチラ→https://airrsv.net/irodori-fukuoka/calendar/
ティール組織を体感しよう!ワークショップ
【管理職入門】伝わる思考と伝えるスキル向上講座

▼会社の保健室。第三者に相談できてメンタルヘルスの予防になる▼



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?