『弱い』が強過ぎたボンバーマン
おはようございます。グランツーリスモです。
いきなりですが、ボンバーマンというTVゲームをご存知でしょうか?
僕ら世代だと、プレイしたことが無い人の方が少ないのではないかと思うほど有名なゲームです。我が家にはスーファミが無かったので、子どもの頃、友人の家でよくやってました。
そんなボンバーマンですが、先日、たまたまプレイする機会がありまして。
ゲーマー くろちゃん
話は、1月2日(土)の夜まで遡ります。
僕には、くろちゃんと呼んでいる友人がいます。彼女は、ゲームを持たない・作らない・持ち込ませないを心情に生きている僕とは違い、ゲームが大好きなのです。
年越しの瞬間を、好きなゲーム実況者のYouTube配信を観ながら過ごそうと計画していたくらいです。僕はそのような選択肢を思い浮かびもしないので、その話を聞いて驚いたことを今でもよく覚えています。
そんなくろちゃんは、今では入手困難と言われている任天堂スイッチを持っています。
任天堂スイッチは、携帯ゲームとして遊べるだけではなく、TVに接続して大画面でも楽しむことができるのです。僕はそれだけで感動していたのですが、さらに追い討ちをかけられまして。
何とスイッチ越しのTV画面に、25年ほど前に友人の家でよく見ていた懐かしいビジュアルが。
そう、ボンバーマンです。
弱いに勝てない
何の捻りもない普通の感想が口から漏れました。そして、この懐かしいビジュアルを見ていると、既視感にかられているだけではなく、実際にプレイしたくなったのです。
プレイヤーは、僕とくろちゃんと2人のNPCの合計4人。最近のゲームはすごいですね。NPCのレベルを変動させられるのです。もしかしたら僕が覚えていないだけでスーファミ時代も変えられたのかもしれませんが。
約25年ぶりのボンバーマンということで、ブランクを考え、敵の強さは弱いに設定。
いざ、子どもの頃の記憶を呼び覚まし、爆発させまくるぜ!!
そう意気込み、何度かバトったのですが、結果、弱いNPCに1度も勝てませんでした、、、。
弱い・普通・強いから、弱いを設定したハズのNPCが、むっちゃ強かったのです。僕もくろちゃんも全く歯が立ちませんでした。
弱いが強過ぎるという訳の分からない日本語と矛盾が成立する世界がそこにはありました。
ゲーム慣れしていない僕は、10試合をする間も無く、指と脳と体力に限界が生じて、なす術もなく身も心も完膚なきまでヤラれてしまいました。
このリベンジをする機会があるのか無いのかは今はまだ分かりませんが、ボンバーマンの弱いは強過ぎるということを肌で感じた2021年の始まりでした。