シャニマスSS紹介企画『283文庫推薦図書』その他編

相席食堂 シャニマスパロ|生乾き三十郎

紹介者・ココア様(@cocoa_mouso)
お笑い芸人の千鳥が送るバラエティー番組の相席食堂×シャニマスのパロ作品
シャニマスのネタから相席食堂のネタまでしっかり書かれているのが面白い。
どちらも好きならもっと笑える、そんなシリーズです。

風野灯織/杜野凛世/大崎甜花/芹沢あさひ/浅倉透


盲目の同級生と八宮めぐるのお話|おはた

紹介者・匿名希望
『金色』が見えなくなったオリキャラの男性と、テレビの向こう側にいるめぐるのお話。
多くは語りません。読んでみてください。紹介したくなった理由がわかると思います。

八宮めぐる


さようなら故郷、これからもよろしく|まんば

紹介者・もげっと様
SSF02にて販売されましたアイドル同級生アンソロジー『Asterの夢に花冠を』に掲載されている、月岡恋鐘とその同級生の物語です。
元々この作者様は以前から好きでございまして、同じ合同誌に掲載されるだなんてと当時は興奮したものです。

さて、この物語は確かに月岡恋鐘と同級生の物語ではあります。
ありますがしかしその関係を、フラットに見つめる人物が登場するのです。

その人物にとって、恋鐘と同級生の関係はどう映るのか。
その関係と同級生の抱く恋鐘への感情を、どのように称すのか。

それを受けて同級生は、恋鐘との関係をどのように変化させていくのか。
或いは変化させはしないのか。

是非ともそれは本編で、皆様の目で物語の顛末をお確かめください。

このSSが掲載されたアイドル同級生アンソロジー『Asterの夢に花冠を』はこちらから!

月岡恋鐘


これがはじまり、父と娘と。|もげっと

紹介者・ココア様(@cocoa_mouso)
田中摩美々誕生日に書かれたお話。
意外な視点で書かれているけれど、話の説得力が高い。
ああきっとこういう事もあるかもなって思える、そんな作品。
さすが担当P。

田中摩美々


これがはじまり、父と娘と。|もげっと

紹介者・ぱっぴ様(@humi1925)
摩美々の家族にまつわるお話です。摩美々のコンセプトである「悪い子」とその起源を家族という観点から迫っています。摩美々の家族についての情報はかなり断片的で父と母のキャラクターは本作オリジナルですが、とても心地よく素敵なキャラクターでした。ラストのシーンはいま見ても目頭が熱くなります。

田中摩美々


Re:三峰結華|ありか

紹介者・匿名希望
読んでてどきっとする瞬間が好き

三峰結華


幽き貴女を乞い焦がれ|化ツ蜜柑

紹介者・ありか(@arika_CB0923)
幽谷霧子という一人の少女が私たちのいる世界へ溶けていくような、そんな感覚を覚えるほどに霧子が生きているんだと感じさせてくれる一作です。
おすすめ。

幽谷霧子


幽き貴女を乞い焦がれ|化ツ蜜柑

紹介者・まさよし(@masayosi_p_mine)
霧子と同じ学校に通うモブ目線のお話です。儚げな雰囲気ながらもゲーム本編では普通にプロダクションの一員として馴染んでいる霧子ですが、そんな彼女は一般人からどのように見えているのか?というのが描かれています。
登場人物の会話にもリアリティがあり、霧子は実在するんじゃないか?と思わせてくれること請け合いです。

幽谷霧子


幽き貴女を乞い焦がれ | 化ツ蜜柑

紹介者・syamone様(@syamone_okamoto)
このSSを読んでシャイニーカラーズの世界に思いを馳せませんか?
同じ学校の女生徒の視点で描写される幽谷霧子という存在は学生アイドルの実在性、本人を取り巻く環境、さらには将来のことなど様々な想像を許してくれます

幽谷霧子


えび蟹氏の作品のうち凛世のもの(全て削除済み)

紹介者・匿名希望
「削除された作品も紹介可能」と企画概要に記載されているのを見て、企画の締め切り寸前まで投稿を悩んだことを、思い切って書かせていただく。
私には、好きで嫌いな作者が居る。えび蟹氏というSS書きだ。数作書かれている中の、半分くらいが杜野凛世視点で書いてあったと記憶している。
氏の作品の、そのどれもが、凄まじい描写力で描かれていた。
正式なタイトルは記憶に定かではないが、「青桜」でプロデューサーと凛世がアクシデントの気分転換に夜道の田舎道を散歩するシーンは、川の音や匂いがするようだったし、「ソーダ水」の凛世が夏に体調を崩した時は、私まで一緒に気分が悪くなった。文章を1行追う度に、読んでいる自分が、まるで凛世になったかのような気持ちにさせられた。
心理描写が、特に凄い。プロデューサーへの葛藤の、喜怒哀楽を流れるように描いていた。その中でも、ふと沸いた欲求を抑え切れない様子を書くのが異様に上手かった。普段は大人しい凛世の、年相応の女の子としての一面が、凄まじいリアリティを持っていた。難しい時期の心の移ろいを、それこそ凛世本人にもわからないようなレベルで丁寧に書き上げていて、氏の世界には凛世が居るのだと思って、羨ましくも尊敬すらしていた。
しかし、氏はシャニマスを辞めて、SSを消してしまった。理由は色々あるようだが、G.R.A.D.以降の凛世は人格が変わってしまったからというのが大きいらしい。氏がツイッターで悲しみ荒れていた様子や、凛世のどこが変わったのか解説していたのを、しばらく見ていた。
私は、えび蟹氏が嫌いだ。凛世の事を誰よりも知っている氏が、今の凛世を理由付きで偽物だと言ってしまえば、少なくとも私は、そう思わざるを得なくなってしまうじゃないか。
氏がシャニマスを辞めた直後に、公式ライターの変更のツイートもあって、もしかしたら凛世もライターが変わってしまったのではないかと思う。ライターが変わったから、えび蟹氏から見たら人格も変わって見えたのかも知れない。誰よりも凛世の視点で物事を見ていたから、違和感にすぐ気付いたのかも知れない。
そんなお陰で、凛世の登場するコミュが純粋に楽しめなくなってしまった。どの凛世を見ても偽物に見えてしまう。その上、本物の凛世が書いてあったえび蟹氏のSSは、もう消えてしまっている。つまり、私の中からも、本物の凛世が消えてしまったのだ。
私はえび蟹氏が嫌いだ。氏のSSに出会わなければ、私は何の憂いもなくシャニマスを楽しめていた。
そして、えび蟹氏へ。本物の凛世が居なくなってしまったのであれば、せめて貴方の凛世をもう一度見たい。私にとっても、貴方の凛世が本当の凛世なのだから。

えび蟹様の作品はこちらから!(現在公開されているのはデレマスSSと一次創作のみとなります。)

えび蟹‐pixiv

杜野凛世


あさひとおじいちゃんの靴(シャニマス・芹沢あさひ)|穂

紹介者・匿名希望
小学生のあさひが夏休みを田舎のおじいちゃんの家で過ごす話。芹沢あさひを作った環境が非常に丁寧に描かれている。
僕らは昔芹沢あさひだったからこそ芹沢あさひに惹かれるのだ。

芹沢あさひ


あさひとおじいちゃんの靴(シャニマス・芹沢あさひ) | 穂 

紹介者・しいそさん様(@shi_so_san)
小学生のあさひが夏休みを田舎のおじいちゃんの家で過ごす話。
芹沢あさひがどのようにして作られたのか、人はなぜ芹沢あさひに惹かれるのかということの一端に触れられるようなSS

芹沢あさひ


Awakening by Spotlight|添景

紹介者・バケツみかん様(@Mistvalley0923)
彼女とは関わりない一人の少年の目に映る、異質な少女の姿。その不思議な存在感に、興味を持たずにはいられない。芹沢あさひというアイドルをもっと見たくなる、もっと知りたくなる。
読み終えた後にはあさひのプロデュースを始めたくなる、そんな一作です。

芹沢あさひ


タイトル:怪異の夏 作者:央人 様

紹介者・もげっと様
既にこの作品は削除されております。
かつてpixivに掲載されていたこのssは、芹沢あさひがストレイライトと出会う前のお話です。

タイトルが示す通り、少し不思議なストーリーとなっております。
しかしその不思議な出来事を、芹沢あさひは彼女らしく前向きに探求しようとします。

あの夜、あの空であさひが目にした物は何だったのか。
すれ違う大人がからかい交じりに呟いたある言葉は、真なのか偽なのか。

そしてそんな彼女にプロデューサーはどう接し、どう導き、どう向き合うのか。
加えてプロデューサーにも降り掛かった『不思議』に対し、彼自身はどう対処するのか。


お盆の季節は生と死の境が曖昧になるというもの。
そんな、あの世とこの世が揺蕩う短い夏の物語。


話も勿論の事、文章の描写や台詞のやり取り、そして文字でありながらも明確に伝わる『間』の演出。
どれを取っても好ましい事この上ない作品でした。

オススメとして挙げておきながら、削除済なのがあまりに口惜しい。
掲載されていた期間もごく短く、それこそ作品の中における季節と同様、お盆が過ぎた辺りでフッ…と消えてしまったのです。

それも作者のアカウントごと。

まるでこの作品は、その削除を含めてまでで完成だったのだろうかと思ってしまう、そんな蜃気楼の如きss

『怪異の夏』

是非、また読みたいと強く思っております。
もしこの紹介文が作者様に届くような事があれば──またこの作品を投稿してはもらえないかと、そう願わずにはいられません。

芹沢あさひ


善村良子は知っている|おはた

紹介者・ゴンゾウ様
数少ない善村良子さんのssでおそらくイベントの『ストーリー•ストーリー』での話
彼女の人となりが伝わってくる貴重なss
裏方の人の熱い思いがすごく好き

善村良子

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