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自己効力感(self-efficacy)という概念について考える。

自己効力感とは

自己効力感とは、「自分がある行動や課題を達成できるという信念や感覚のこと」を指します。つまり、自分の能力を信じ、自分が望む結果を得るために必要な行動を取れると信じる力です。自己効力感は、心理学者A・バンデューラによって提唱され、彼の社会的認知理論の一部として重要な役割を果たしています。バンデューラは「学習性無力感」について提唱したことでも有名ですね。

頑張らなくてもいい


自己効力感の高い人は、挑戦的な目標に取り組むことが多く、困難に直面しても粘り強く努力し続ける傾向があります。逆に、自己効力感が低い人は、課題に取り組む前にあきらめたり、自分の能力を過小評価したりすることがあります。

私たちはどうすればいいのですか?

  • 小さな成功体験を積む:達成可能な目標を設定し、それをクリアしていくことで自信を築きます。

  • 他者の成功を観察する:他の人が成功する様子を見ることで、自分もできるという信念が生まれます。

  • 自分の感情をコントロールする:ストレスや不安をうまく管理し、ポジティブな気持ちを持つことが重要です。

  • 励まし: 周囲の人々からの応援や励ましが、自己効力感を高める助けになります


まとめ

  • 成功体験(Mastery Experiences)

  • 代理経験(Vicarious Experiences)

  • 言語的説得(Verbal Persuasion)

  • 生理的・情動的状態(Physiological and Emotional States)

  • 私は、生理的な・情緒的な状態としてリラクゼーションが有効だと思います。そのために、マインドフルネスを大切にしています。


そんなことは、ありませんよ。

もし、あなたのこころの中に雨が降っていたら、それが「土砂降り」、「霧雨」、「本降り」かもしれませんが、私がそっと傘を差し出しましょう。
雨であっても一緒に歩けば、良いもんです。
公認心理師・ミツバ

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