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自分に自信がない(自己肯定感について)

自分が自信満々。という人の方が珍しいのかもしれませんが。私が相談業を始めて30年が経ちます。振り返ってみると、さまざまな相談がありました。
どうして、自信が持てないの?考えてみました。

1. 過去の経験:失敗や批判、過去のネガティブな経験が影響することがあります。
2. 比較:他人と自分を比べることで、自分に対する評価が下がることがあります。
3. 周囲の影響:家庭や職場、学校などの環境や人間関係が影響することがあります。
4. ストレスやプレッシャー:仕事や学業、家庭生活のプレッシャーが自己肯定感を低下させることがあります。
5. 自己認識:自分自身をどう見ているか、自己評価が低いと自己肯定感も低くなることがあります。

事実は一つ(それは本当ですか?考えすぎ?)

ストレスにさらされたとき、Canonは「闘争か逃走」という行動をすると提唱したのです。要するに「ある事実に闘うのか?」、「ある事実から逃げるのか」
少し、お話がずれますが、「認知行動療法」という言葉を知っていますか?

認知行動療法(CBT)から考える

CBTの提唱者はアーロンベックという、ペンシルバニア大学の教授です。1970年代のころにベック博士はCBTを考えたのですが、アメリカにも海外にもCBTを知っている人はいません。でも博士は、「なんでも始めることは一人だよ」、「うまくいくなんて思わなくていい」と言ったそうです。
でも、現在ではCBTは心理療法家にとって、最も扱いやすい心理療法ですが。

お話を戻しましょう

さて、「自信がない」と思われている方へ
→自分は無理だから・・・過去にやってうまくいかなかったから・・・
といって回避していませんか?
最近、大野裕先生の話を聞く機会がありましたが、先生は

「とにかく、やってみなはれ」

とおっしゃいました。
失敗することもあるでしょう。そうしたら別の方法を考えればいい。
成功したら、自信につながります。

まとめ

悩んで「行動」に移せないないでいる。
過去の経験を活かして、将来は概ね「こうなるだろう」程度でチャレンジしていきましょう。

自分の前に「壁がある」
しかし、その「壁を越えたとき」
「その壁は自分の自信」になるの。

失敗を恐れないで、修正すればいいことよ
心理師・ミツバ

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