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第一章〜子どもたちに会えなくなる日まで〜

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ある日突然子どもたちが私の前からいなくなってしまいました。 会うことも、声を聞くことも叶わず、生きる希望も失いかけていた長い長い1年間のことをまとめていきたいと思っています。
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#離婚

第一章の目次 子どもに会えなくなる日まで。

連れ去りまでの経緯から子どもに会えなくなった日までのお話。 1.はじめまして。 2.子どもが誘拐されました。 3.家族のはじまり。家族のほころび。 4.るんるんとのんのんの不倫。 5.ストレスダイエット。 6.不倫は許せる?許せない? 7.男親でも親権がとれる!裏技マニュアル! 8.砂漠のオアシスは蜃気楼。 9.目には目を。歯には歯を。 10.有利な離婚。 11.探偵事務所。 12.不倫相手がブスな確率80%超 13.洗っていないお皿からきのこが生え

21.3日後の話。

(※「21、3日後」じゃなくて「3日後の話。」です。)  「3日後に子どもたちを連れて帰る」と言われ、子どもたちが連れて行かれてしまったあと、一切の連絡がつかなくなりました。何度も電話したり、LINEしたりしましたが何の返事も、折り返しもありませんでした。3日後に子どもたちは帰ってきませんでした。次の日も、その次の日もずっと連絡がつかないままでした。  5日後に100回くらい夫の電話に着信を入れてみたら、101回目くらいに夫が電話に出ました。 「3日後に帰ってくるって言

25.弁護士さん探しの旅へ。

 その後の私は、インターネットや図書館で「離婚」や「連れ去り」や「法律」や「民事事件」や「刑事事件」など自分の状況が解決するかもしれない思いつく限りのワードを調べて調べて調べまくりました。その時に、同じ状況の人たちが集まる団体(親子ネットや今はないけどKネット)があることも知り、後にたくさんお世話になりました。  弁護士さんのこともたくさん、たくさん調べました。先輩に教えてもらった家庭法律相談センターの他にも、「連れ去り」や「離婚」に詳しい弁護士事務所はないかなと弁護士事務

26.闘いましょう!

 離婚に強そうな弁護士事務所でも意気消沈。負けるかもしれないなんて、考えてたくもなかったから。なんで、こんなことが許されるのか全く納得できませんでした。警察にも見放され、弁護士にも見放された、そんな気分でした。  でもまだまだ諦めるわけにはいきません。次は、先輩が教えてくれた家庭法律相談センターに行きました。今までの先生とは雰囲気の違う、何だかほんわかした雰囲気の先生。私の話をとっても真剣に聞いてくれて、ほんわかしているけど芯が強そうなそんな印象の先生でした。私の話をしっか