Jリーグとワタシ⚽️
物心ついた頃から清水エスパルスが日常にあった。覚えている限り初めて間近に会って言葉を交わした有名人はシジマール。思春期にはジャニーズの誰それと並んでエスパルスの選手の名前が挙がる。自分は小学校からバスケに打ち込みながらもサッカーを見たり触れたりする機会が多かった。そんな環境で育ったわたしが藤枝MYFCを見に行ったきっかけは、恥ずかしながら『なんとなく』だった。はじめは『なんとなく』だったわたしも何年も足を運ぶうちに、エスパルスと同じくらい惹かれた。なかなか言葉にするのが難しいが、日常に入り込んできた感覚だ。
これまではわたしがサッカー好きなことを知っている友人知人の第一声が、『エスパルスが‥〜だね!』と声をかけられることが多かった。それが藤枝MYFCにとって大きなステップアップが叶った2022年シーズンは『藤枝すごいね!ワクワクするね』という声をたくさんかけてもらった。
なんだか気恥ずかしくも誇らしい、そんな気持ちで満たされていった。
そうなると次は『監督がね‥‥こーいう選手がいてね‥』とこちらのアピールタイムに切り替わる。とりわけシジマールの名前を出すと、さすがにみんなの食いつきは良かった。
とこのような感じで今年はすっかりわたし=藤枝という印象が着いたようだ。
いまや藤枝MYFCを応援する理由は、『楽しいサッカーが見られる』こと、『応援したい選手がいる』こと。声を大にして周りに広めたい。
そして楽しみ方は何通りもある。ゴール裏で声を上げてことが楽しい人、静かにじっくりサッカーを楽しむ人、グッズやチームカラーでコーデしてオシャレを楽しむ人、推しの選手を見つけて応援する人、蹴っ飛ばし小僧に会いに行く人、スタグルを楽しみにしている人。
サッカーを見る理由、スタジアムに足を運ぶ理由は人それぞれ。それでいいと思う。
微力ながらわたしができることはとにかく入り口となる、きっかけを作ること。
藤総はゴール裏の芝生もキレイで(時々しかゴール裏には行っていないが)和やかなファミリー感が魅力とも感じている。小さい子供がいる友人には、ピクニック気分でゆったりできることが評判がいい。
きっかけはなんでもいい。とにかく生で藤枝のサッカーを見てもらえれば、何か心に感じるものや楽しい気持ちが生まれると信じている。
そして友人とその気持ちが共有できるのならば、こんなに素敵なことはない。
清水エスパルスも応援しながら藤枝サポーターと名乗るのはおこがましいが、どちらを応援する気持ちに全く嘘も差もない。
ただ認知度という面においては、やはり藤枝MYFCというチーム、監督、選手ひとりひとりをもっとみんなにも知って欲しい。
叶うならスタジアムに一緒に行ける人を増やしたい。そう思って今日も地元清水でエスパルスサポや生でサッカーを見たことがない友人に、藤枝サッカーのおもしろさをすり込み、あの手この手でスタジアムに誘ってみようと思う。