【勉強メモ】郵政民営化とは?
最近、池上彰さんの本を読むことが増えた。ネットでは池上さんが伝える歴史の知識や本の内容に批判もあるらしいが、この手の「ニュースの歴史的背景をわかりやすく説明する」系の人の中ではやっぱり段違いにわかりやすいと思う。
しかもわかりやすいだけではなく、博学なので説明しているトピックにまつわる枝葉の話がおもしろいのだ。だから、しばらくは池上さんにお世話になるつもり。
読んだ本の内容を全部メモにしようとすると、知らなったこと、実はよくわかってなかったことが多すぎて、まとめるのが大変なので、ところどころで勉強になったことをメモっておくことにした。
今回のテーマは「郵政民営化」。今理解できている範囲をざっくり書いていくので、悪しからず。より理解が深まったら、追記していくつもり。
郵政民営化って結局何?
Wikipedia的に言えば、日本政府が1990年代末から2000年代にかけておこなった郵政三事業(郵便・簡易保険・郵便貯金)を民営化することを目的とした政策。(― Wikipediaより引用)
ただコレだとまんまだし、いまいちよくわからないので、その目的をはっきりさせておこうと思う。
郵政民営化の目的を一言で言えば、「特殊法人にお金が流れないようにして無駄をなくそう!」だ。
むかし、郵便局に預けたわたし達のお金は大蔵省(当時)に集められた。そのお金は「財政投融資」という形で特殊法人に貸されていたらしい。
特殊法人はいくらでもお金を貸してもらえたので、無駄な公共事業をたくさん行った。例えば、全然使われない高速道路とか、誰も住まない公団住宅とかを作った。
しかも貸したお金は不良債権になることが多く、その穴埋めは我々国民の税金で賄われた。とんでもない話である。
そんな無駄をなくそうってことで、郵政事業を民営化する改革が「郵政民営化」。具体的には日本郵政のもと、「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命保険」「郵便事業会社」「郵便局会社」に分社化したのである。
なぜ特殊法人がいくらでもお金を貸してもらえたか?民営化することが直接的に解決策になっているのか?はまだうまく説明できないけど、とりあえず概要はわかったかな。
自分が小学校の頃、総理大臣だった小泉純一郎さんにはなんとなく良いイメージを持ってたけど、何をやっていたのかは全然理解していなかった。
たしかに「ぶっ壊す」感じのことをやってたんだね。
今回の図解メモ
最近「グラレコ」とかを知って、学んだことや読んだ本を図解まとめすることに興味を持っている。その関連で、インフォグラフィックの本も読んだりもしたので、せっかくなので拙いながらも実践してみようということで、学んだことをボールペンでまとめてみた。
ちなみに読んだインフォグラフィックの本はコチラ。タイトルに偽りはなく、著者の主張も図でシンプルにまとめられていて、わかりやすい本。おすすめ。