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アップデートされ続けるTaskChute Core【ユタカジン】

この『ユタカジン』は「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに、複数のタスクシューターが交代で時間との向き合い方、タスクシュートの使い方、ひいては人生観などを語っていくマガジン連載です。

月曜日はわたし、「タスクシュート認定トレーナー」、そして「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」、ありひとが担当します。

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どうも。会社の帰り道にめちゃくちゃ美味しいカレー屋さんをみつけ「スパイスにこだわったカレーってこんなにも奥深い料理だったのか」と感動しているありひとです。
みなさん、今日もタスクシューってますか?

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発表されたガンダムの新作

突然ですが、みなさん『機動戦士ガンダム』って知ってますか。

「親父にもぶたれたことないのに! 」とか「通常の3倍で~」とか「足なんて飾りです」で有名なあのガンダムです。

はい。かなり偏ったミームで例を上げましたが、ガンダムがなんたるかはここでは割愛させてもらいます。

そんなガンダムシリーズ、先日新作が発表されました。その名も『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』。

わたしの大好きな庵野秀明監督率いるスタジオカラーとサンライズの合作で、しかも鶴巻和哉さんが監督をされるそうで。

スタジオカラーといえば、一般的には『新世紀エヴァンゲリオン』とか『シン・ゴジラ』といった代表作を持つ庵野監督のネームが目立ちますが、鶴巻監督の『フリクリ』や『トップをねらえ2!』っていうも神作中の神作でわたしも大好きなアニメです。

そんな鶴巻監督がガンダムを手掛けるということで、基本は宇宙世紀シリーズ(初代ガンダムの時間軸でのシリーズ)しか観てこなかったわたしも今回の新作『ジークアクス』は今から楽しみにしています。

「ガンダム」というコンテンツの懐の深さ

さて、ガンダムトークが続いてなんのマガジンだっけ?ってなると思うのですが、まだ続きます。

ガンダムってすごいですよね。

なにがすごいかって、そのコンテンツとしての懐の深さです。

元々の初代作品である『機動戦士ガンダム』は地球の人口爆発に伴い宇宙に追いやられた人たちが地球連邦に反旗を翻す、という戦争をベースにした物語です。

しかし、これまで「ガンダム」と冠がついた作品が必ずしもその続編や世界観を引き継いでいるわけではないです。

もちろん前述した通り、初代ガンダムの時間軸での続編や派生作品も多数あるのですが、一斉を風靡した平成ガンダムとして有名な『機動戦士ガンダムSEED』は全く異なる世界の話ですし、『機動武闘伝Gガンダム』なんかは各国の代表ガンダムが天下一武道会を繰り広げるという中々のとんでも設定です。

今回の新作である『ジークアクス』もガンダムに搭乗する主人公は女子高生だそうで、これまた今までにない新しい設定です。

何が言いたいかというと、新しいガンダムが生まれるたびに「何をもってガンダムなのか?」という問いを作り手も、我々受け手も考えさせられているということです。

  • 角がついている人型ロボットが登場すればガンダムなのか

  • モビルスーツがある世界観ならガンダムなのか

  • モビルスーツ同士の戦闘があればガンダムなのか

  • 仮面をつけた敵キャラクターが登場すればガンダムなのか

切り口は数あれど、誰もそれを明確に定義・言語化することはできていません。これは初代を制作された富野由悠季監督ですらそうでしょう。

例え、なんとなくの枠組みを作ったとしても新作が出る都度、「新しい解釈」としてその枠は必ずアップデートされていっているように思えます。

そのアップデートの要因は時代背景だったり、そのときのトレンドだったりと様々です。

でも、どんな作品も「これは絶対ガンダムじゃない!」と言い切られるものはなかったように思えます。ということは、やはりコアとなるガンダムたらしめる《なにか》が必ず存在するのでしょう。

タスクシュートにも"コア"がある

やっとことさ話をタスクシュートにもっていきましょう。

このガンダムの話は、全く同じ形でタスクシュートにも持ち込むことができます。

2024年、「タスクシュート」という時間管理メソッドは「なにをもってタスクシュートなのか?」という問いに向き合い続けた年だったといえるでしょう。

プロジェクトもモードもない。ルーチンもデイリールーチンしか設定できない「TaskChute Cloud Lite」

手書きによるタスクシュートを実現可能にした「タスクシュート手帳」

Notionというエコシステムの上に構築された「TaskChute for Notion」

そして、ビューやノートといった新たな体験を持ち込んだ次世代タスクシュート「TaskChute Cloud 2」

どのツールも独自の特徴を持ち、既存のタスクシュートの枠組みを良い意味で打ち砕く側面を持つものばかりです。

しかし、どれも間違いなくタスクシュートです。

タスクシュートたらしめる《なにか》、仮にそれを「TaskChute Core」という概念で呼称したとすると、今のところのわたし個人の結論は

  • タイムスケールが「1日」を扱う時間術であること

  • タスク名を書いて、開始時刻と終了時刻を記録するメソッドであること

だと考えています。

ルーチン機能がなくても、1日の終了予定時刻が自動算出されていなくても、タスクシュートは実践できるのです(その最たる例がタスクシュート手帳ですね)。

そしてガンダムと同じでこの"TaskChute Core"は日々ユーザーの中でアップデートされていき、形を成していくのです。これからも。

タスクシュート総決算2024 開催!

最後にイベントの宣伝です。

2024年は「TaskChute Year」と言っても過言ではないくらい、タスクシュートにとって大きな1年でした。

前述した通りツールの拡充。
公式講座としての「ベーシック講座」の追加。
タスクシュートに関して熱く書かれた一般書籍『先送り0』の発売。

当然、"TaskChute Core"も大きくアップデートされた年だったといえるでしょう。

そんなタスクシュートの2024年を振り返るイベント「タスクシュート総決算2024」が今週末12/14(土)に開催されます!

イベント概要は下記の通り。

オンライン参加もできるので、遠方の方も参加可能です!

今年アップデートされた"TaskChute Core"を1日でキャッチアップすることができますし、それぞれの"TaskChute Core"を言語化する良い機会になるでしょう。

さらに、1年を振り返ることでこの場でもう一段みなさんの中のタスクシュートが次のステージに進むこと間違いなしのイベントです!

協会としても気合入ってます!ぜひチェックしてみてください。

今日はこの辺で。ありひとでした。



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