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第23回ピアノのルーツ打弦楽器ハンマーダルシマーとサントゥール/Guest 小松崎健さん(2021年4月5日放送)

 ありがとうようの音楽は世界だ!

とうよう
「こんにちは綾川町在住のアフリカンドラム奏者、
ありがとうようこと三好東曜(みよしとうよう)です。」

かじたく
「こんにちは!かじたくこと鍛冶匠(かじたくみ)です!」
「さて、とうようさん、いよいよ新年度がスタートしましたね。」

とうよう
「そうですね、新しい環境でいろいろ不安もあると思いますが、突然アフリカの奥地に行っても、意外と何とかなるもんですから、皆さん頑張ってほしいですね。

かじたく
「いや、ちょっとそれで何とかなる人は結構珍しいと思いますけどね。」

とうよう
「そうかな。」

かじたく
「さぁ、とうようさん、今日は前回お電話した馬頭琴、そしてホーミーを演奏する岡林さん率いるバンド率いるバンド、カルマンのメンバーにご登場いただくんですよね。」

とうよう
「そうです。ハンマーダルシマーという強そうな楽器を演奏する小松崎健(こまつざきけんじ)さんとお電話をお繋ぎします。ハンマーダルシマーとはどんな楽器なのか、そしてその魅力についていろいろ伺いましょう。」

かじたく
「はい、楽しみです。」

かじたく
「では、とうようさん今日のゲストをご紹介ください。」

とうよう
「はい。バンド、カルマンのメンバーで、ハンマーダルシマー奏者の小松崎健さんです。もしもし!」

小松崎健さんのページ

小松崎さん
「はい、小松崎です。よろしくお願いします。」

とうよう
「よろしくです」

かじたく
「小松崎さん、カルマンのメンバーということなんですけれども、」

小松崎
「はい、よろしくお願いします。」

かじたく
ハンマーダルシマー奏者でいらっしゃるんですよね?」

小松崎さん
「はい、そうですね。ちょっと珍しい楽器ですけども、そんな楽器をやっております。」

かじたく
『僕この楽器、初めて、人生で初めて聞いたんですけど、一体どんな楽器なのか、どんな音色なのか、まず「これぞ!ハンマーダルシマー!」という曲をご紹介いただいてもいいですか?』

小松崎さん
「はい、わかりました。最初に聞いていただくのは、ハンマーダルシマーでは実はないんですけども。そのルーツとなったペルシャ、今のイランのサントゥールという楽器を聞いていただきたいと思います。」

🎵ペルシャのサントゥール

とうよう
「これハンマーダルシマーとこのサントゥール、今流れてる楽器の違いというのはなんなんですか?

小松崎さん
はい、そうですね。音階、音の並びとかも違いますし、それから弦を叩いてるハンマーも違うんですけども。こういう弦を叩く楽器、総称して打弦楽器と言いますけども、それが世界中にありまして、そのハンマーダルシマーっていうのは、アメリカ、アイルランド、イギリス、英語圏で使われてる弦楽器、弦を打つ打弦楽器のことをハンマーダルシマーっていうんですね。

とうよう、かじたく
「なるほど。」

小松崎さん
「そういう弦楽器、日本では珍しいんですけど、世界にはいろいろありますが、その中のルーツ、一番古いのがペルシャのイランのサントゥールという楽器と言われてるわけですね。」

とうよう
「今、流れてるやつですね」

かじたく
「なるほど」

小松
「そうですね。ヨーロッパに伝わって、それから拡散して広まって、イギリス、アイルランドそしてアメリカまで伝わってきたのがハンマーダルシマーという楽器です。


かじたく
「なんかいろんな音が同時に聞こえますね?」

小松崎さん
「そうなんですよね。バチは2本しか使ってないので、いっぺんにを出る音は2つなんですけど、弦がたくさんあるので共鳴して、それぞれの弦が響き合ってね。」

とうよう、かじたく
「なるほど」

とうよう
これハンマーダルシマーがその打弦楽器の最終形態というか、一番新しいものではないんですよね?

小松崎さん
「そうですね。ハンマーダルシマーもどんどんどんどん進化しているんですけども、各地で東ヨーロッパとか中国にも楊琴(ヤーンチン)という楽器がありますし、ドイツとかいろんなとこに弦を叩く発想が拡散していったんですけど、一番の進歩したのはピアノだと思うんですよね。もうこれに鍵盤が付きまして、弦を鍵盤で叩くというところまで発展していったのがピアノだと思います。」

かじたく
「なるほど。」

とうよう
ハンマーダルシマーとかサントゥールっていうのはピアノのお父さんやおじいさんみたいな。」

小松崎さん
「そうですね。人間と猿みたいな関係で違う進化をしたと言ってもいいかもしれませんけど。」

とうよう
「なるほど。」

小松崎さん
ピアノのルーツなんていうふうにダルシマーは言われますね。」

とうよう
「なるほど。」

かじたく
「おもしろいですね。」

小松崎さん
「おもしろいんですよ。」

かじたく
「そこが繋がってるんですね。」

小松崎さん
「そうですね。すごく日本では珍しい楽器なんですけど。」

かじたく
「本当に生で聞いたことがないんですけど、このハンマーダルシマーの演奏を生で聞ける機会が香川であるんですよね?」

小松崎さん
「そうなんですよ。4月に行きます。2日間行きます。三木町、4月7日に行きます。それから4月10日には琴平の方に行きます。麻心琴平店のとこで演奏します。4月10日ですね。カルマンというグループでお邪魔しますので、ぜひネットなどでね、検索していただければ、詳細が出てくると思うので」

とうよう
「カルマンでFacebookページがあるんで
すね?」

カルマンFacebookページ


小松崎さん
『はい、Facebookあります。あと僕のブログにも、「打弦人生」わかりやすいと思います。弦を打つ人生で検索していただくと、ライブ情報出てきますので、それを見ていただけると嬉しいです。』

blog「打弦人生」

かじたく
「わかりました。今日は素敵なお話をありがとうございました。ハンマーダルシマーまだまだ気になります。」

とうよう
「安心してください、かじくん。小松崎さんには来週も登場していただきますよ。

かじたく
「ほぉーやった!!!」

小松崎さん
「はい、よろしくお願いします。」

とうよう
「はい、次回は小松崎さんの活動について、いろいろお話を伺いましょうね。」

かじたく
「はい」

とうよう
「よろしくお願いします。それでは、ありがとう様の音楽は世界だ。来週もお楽しみにー」




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