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インド北西部の砂漠地帯、ラジャスタンの音楽/Guest: lilynaoto(2021年2月22日放送)

ありがとうようの音楽は世界だ!

とうよう
「こんにちは綾川町在住のアフリカンドラム奏者、ありがとうようこと三好東曜です(みよしとうよう)。」

かじたく
「こんにちは!かじたくこと鍛冶匠(かじたくみ)です!」
「さーとうようさん、先週は春節のお話でしたよね。」

とうよう
「そうですね。」

かじたく
「少しずつ暖かい日も増えてきましたけど、なんかより体を温めるために、辛いものが食べたくなってきました。」

とうよう
「今日の音楽は、そんなあなたにぴったりですよ」

かじたく
辛い音楽ですか。」

とうよう
「そうです。気分はスパイシー、ホットホットなインド音楽をご紹介いたします。」

かじたく
「おーなるほど。なんか僕、インドカレー大好きなんですけど、改めてインドの音楽っていうとどういうものなのか気になります。」

とうよう
「そうですよね。今日は僕の友人で、インド音楽を演奏するデュオ、lilynaoto(リリーナオト)に登場してもらって、いろいろお話を聞いていきましょう。」

かじたく
「はい。久しぶりのスタジオゲスト、楽しみです。」

かじたく
「では、とうようさん、今日のゲストをご紹介ください。」

とうよう
「はい。lilynaoto(リリーナオト)です。どうぞよろしくお願いします。」

ナオトさん、リリーさん
「お願いします。」

かじたく
「まずは、lilynaotoさんについてご紹介いただいてもいいですか。」

リリーさん
「はい。香川県まんのう町に在住なんですけれども、僕はナオトの方なんです。僕はインドの打楽器でタブラという2対の小さな太鼓をメインで演奏してるんですけども、そのタブラという楽器以外にも、インドの地方で、ラジャスタンという地方、いろんな楽器、笛だとかいろいろ演奏してます。

リリーさん
「私リリーの方は、歌を中心として、口琴という口の琴と書いた鳴り物だとか、鍵盤ハルモニウムという音色を奏でながら歌を歌ったり、インドの風景を音で少しずつ重ねていくような音楽会をしております。」

かじたく
「何かワールドミュージックをされてる方って、本当にいろんな楽器されますよね。」

とうよう
「もうマルチプレイヤーが多いですよね。」

かじたく
「そうですよね。今日はlilynaoto(リリーナオト)さんにインドの音楽についてご紹介いただきたいと思うんですが、まずは、これぞインドっていう曲をお聞きいただきたいと思います。ご紹介いただける曲はなんでしょうか?」

ナオトさん
「1990年代ぐらいの話になるんですけど、ラッチョドロームっていうその映画のオープニングでかかってくるインドの楽曲、その砂漠地帯の有名なミュージシャンが歌ってる楽曲を今日は持ってきました。サータ バーヤン キ エーク べハナドリーという曲なんですけども、歌手はアノワール・カーンという人と、ブンドゥー・カーンという2人がメインのトラックになってます。」

♫Sat Bhayan Ki Ek Behanadli(サータ バーヤン キ エーク べハナドリー)by Anwar khan(アノワール・カーン)& Bundu khan(ブンドゥー・カーン)

♫映画Latcho Drom(ラッチョドローム)の`オープニングより

かじたく
「いやなんか、広い砂漠が目に浮かびますね。」

とうよう
「なんかいう、悠久ですね。時間の流れ方が日本とはちょっと本当に違うなっていう感じを受けますね。」

かじたく
「この曲はどんな歌詞、どんな意味があるんでしょうか?」

リリーさん
「私達が行くラジャスタン州っていうインド北西部になる砂漠地帯には王様のマハラジャという王がいまして、その王様の持つ楽師、その楽師たちがいつも歌う歌はこれもなんですけれども、王様がいかに愛に溢れているか、その勇敢さを歌う歌になります。」

かじたく
「王様を讃えるという歌なんですね。ナオトさんは実際にインドのラジャスタン地方に行かれて、実際に見た風景というのは?」

ナオトさん
「そうですね。砂漠って言うと皆さんあの砂丘みたいな、何もないのを想像されると思うんですけど、意外とそうでもなくて、地平線は広がってるんですけど。荒野の中にちょっとしたね、植物だとか、たまにはガーデンがあったりだとか、そんな景色が永遠と続くようなね、そんなところなんですけど、はい。」

かじたく
「なんか行った人にしかわからない景色というか、インド行きたくなりますね。」

とうよう
「僕は1回インドに行ったことがあるんです。僕の中でインドっていうのは本当に長いっていうイメージがあって、横にも長い、なんか時間の感覚がその時にやっぱりインド、長い時間で何かゆったりとしたスパンで生きてるんだな、みんなって思って。」

かじたく
「今日本というと、ちょっとせわしないようなイメージもあるんですけど、こういうインドの音楽を聞いてゆったりと心を静める時間というのが必要かもしれませんね。」

とうよう
「そうですね、やはり音楽っていうのは時間の芸術なので、その時間っていうのをぜひ感じ取ってもらえたらいいのかなって思うんですけど。」

かじたく
「来週もリリーナオトさんに登場いただいて、いろいろお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。」

とうよう、リリーナオトさん
「よろしくお願いします。」

とうよう
「それでは、ありがとうようの音楽は世界だ。来週もお楽しみにー」

Lylinaotoさんのサイトはこちら!

https://lilynaoto.studio.site

LylinaotoさんのYoutubeチャネル

https://www.youtube.com/@lilynaoto/featured

映画Latcho Drom(ラッチョドローム)


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