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展示がおわったよー
これ用の原稿を二か月近くこねていたが全てが終わってしまった。展示のキャプションに書くつもりで始まっておきながら、結局どうにも納得がいかず出すべきタイミングの最後になった。展示の全てが完了している。作品と文章の関係はまだ全然落ち着き処が分からないままで、ステートメント(展示に際して)を書くより難しい。実際は、キャプションのところに作品自体の説明を書くに留めたが日常と少しの非日常という展示タイトル(であり投票によって決定されたテーマ)とこちらの作品との関係は良好と言えない。
実はグループ展に参加した段階でどの作品を出すかの目途を立てていて、会場側の希望(暗い作品では無い、宗教画ではない、といった)に抵触しない範囲のプランを固めた後にテーマ決定投票が行われた。
プランというのは決定すると流石に動かせなくなってくる。でも大丈夫。テーマと作品の関係について書けない訳ではないし。しかし私はその文章を作品からテーマの逆順で語るのであって、鑑賞からテーマをどういった形で見出してみせるかをやってのける必要があった。これが二か月で終わらなかった実態。こんな文章、作り手としては書きたくない。多層的なものを煎餅にする。でも書かねば余程の人でない限り、作品とテーマの架橋や、なぜこれが置いてあるのかといった所をスルーせざるを得ないのではないだろうか。そう思って二か月書き続けた。だが全然間に合わなかった。
よかった。
「書けなかったよー」という報告
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