仕事通じて社会に貢献する
弊社運営の「たい焼き甘味処おめでたい」
店長から嬉しい報告がありました♪
【良かったことシェア】
野寄オーナー!昨日大雨の中、嬉しいことがありました!
スタッフのTさんが、傘をささずにベビーカーを押している奥様に気付き、新人のYさんと2人で「傘をお貸ししましょうか?」
「雨宿りしていってください」
と声をかけてました!
その間に私(店長)が2階に傘を取りに行き、お渡ししました。
とても喜んでいらっいました!
自ら親切心で行動した2人がとても誇らしく、こんな心優しいスタッフと一緒に働けることが本当に嬉しいと思いました!
Yさんが、ベビーカーのお子さんに「早く大きくなってたい焼き買いに来てね〜笑」と言っていたのも、奥様も含めてみんなで爆笑でした!
報告終わります!
う~~ん。本当に感動で涙が出ました。
おめでたいのスタッフは現在、店長以外全員障がい者としてハンディキャップのある仲間です。
皆さんハローワークからの紹介で、訪れます。
いざ、雇用や採用となると、仕事のやりがいやお給料面諸々、その方の生活を預かることになります。
生活に影響するってことは、ライフスタイル、成長、身近な家族や人生に関係してくるってことです。
採用する側になって、違った責任を感じるようになりました。
障がいの度合いに限らず、人柄も本当に様々で、面接はとても集中します。
ご本人に自覚があって、できるできないがはっきり分かっているものであれば、チームとしてフォローしあえます。
ただ自覚のないものや突然休憩が必要になる状態っていうのは、実際一緒に仕事をしてみないと負荷の閾値が分からないんです。
ただ、サービスを求めてお代をお支払いするお客様にとっては、こちらの都合は関係ないわけです。
障がいがあるから、不安定でたい焼きのあんこが安定しません。お釣りを間違えました。挨拶をしません。遅刻しました・・・
仕事として、自分の労力を価値として提供する以上は言い訳は受け付けません。
大切なお金を預かるからには、それ以上の価値を提供するのが仕事です。
厳しく聞こえるかもしれませんが、誰しも多かれ少なかれ得手不得手があります。そんな事情とは関係なく世の中は流れていき、生きていかなければなりません。どうせなら明るく楽しく、人には優しく穏やかに生きていきたいものです。
「株式会社おおきに」の運営店舗はある意味、道場みたいなものです。
「たい焼き甘味処おめでたい」も、一緒に働く仲間達が、ここで仕事を通して世の中に提供する価値基準を高め自立をして、社会に対して自信を持って生きていける力を身につけてもらうこともテーマです。
お客様にも喜んでもらえる。仕事仲間も嬉しい。お店の売り上げが上がって嬉しい。
関わる全てがハッピーです♪
今回のエピソードも、雨宿りをして、傘を貸しても一円にもなりません。
でも、自分の事だけで精一杯で、すぐにフリーズしてしまうような状態から、自分以外の人を思いやったり、行動の先を予想できた事。
なにより仕事や人生の根本である、利害関係なく喜んでもらうことや頼まれやすい人であることを実践していました。
採用されたばかりの頃は、自分のことや慣れることで精一杯だったのに、他人を思いやれる気持ちと、はっと気付いて良いと思ったことをすぐ行動に起こせる位に変化したことが、一緒に仕事をしている仲間として誇りに思いまう。
そんな彼らや彼女らが、この職場を卒業して、新しい環境に移ったとしても、「一緒に仕事をしたい」って思われる人間なんじゃないかと思います。
障がい者だからって特別視されることなく、どこでも働ける(価値を提供でできる)人へ変化できる、そんな、まるで人生道場のような「たい焼き屋」を経営させていただいて、感謝です。
おかげさまで毎日の仕事が楽しいです。
ありがとうございます。