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勿忘草

忘れてしまうことが怖かったから、いつもなるべく写真を撮ったし、なるべく的確な文字を書いていた。
だけど君が、忘れてもまたやればいいって、捨てちゃってもまた書けばいいって教えてくれたの。


君がもし忘れたら、また同じ話をしよう
君がもし眠れないなら、また夢の続きを見よう

アンデルセン/harha

「運命じゃなくても、永遠じゃなくても、そして誓わなくても。」

木曜日にはココアを

いいんじゃない?忘れても。また同じことをすればいいよ。眠れないなら手を引いて、一緒に夜の街に溶けてしまおう。
そんな、魔法の話のことを。


海の見える大きな窓に椅子をよせたら、波音を辿るように眠りましょう。焦がれて、見上げて、そんな微睡みが星になるような恋でした。

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