"〇〇だからできない"を"〇〇だからできる!"へ
自分が伝えたい事を相手に気持ちよく受け取ってもらえなかった経験ってありませんか?
前回も書きましたが美容師をしていると、必ず"コミュニケーションの壁"にぶつかります。
"お客様から出た要望を実現できない"という事を伝えるのって特に難しい。
『あなたの髪質が〇〇だからできない。』と言われるとすごくショックです。
こんな時に大事なのは
『あなたの髪質が〇〇だからできる!』に変換する力
たとえば、あなたが髪のクセですごく困ってるお客様だとして、『髪質的にこのスタイルは無理です。』と言われたらすごくショックじゃないですか?
髪の毛は体の一部なので、髪質を否定されるとすごく心が傷つきますよね。
例え髪のクセの影響で、ご希望のヘアスタイルを100%叶えてあげる事ができないとしても、
『全体的にクセがあってまとまりにくいかもしれないけど、顔の近くだけストレートパーマしてあげると理想の形に近づいてキレイになってクセを活かしてヘアスタイルを作れますよ。』
と言われたらどう感じるでしょうか??
お客様自身が思ってる、髪質に対するネガティブな感情をこちらでポジティブなものに変換して提案する。
これがすっっっっっごく大事です!!
ぼくは大事にしてます。
お客様に『え?私の髪質って、意外とよかったりする?』と思ってもらえるように、会話もヘアスタイルもデザインします。
自分の髪質をポジティブに捉える事ができるようになったお客様は色んなヘアスタイルを試したくなる事がとても多いです。
そんな瞬間に立ち会う度に、『ほんと、いい仕事だな〜』と感じます。
ぜひあなたも、ネガティヴをポジティブに変える意識でコミュニケーションをとってみることをお勧めします^ ^
それではまた!