地獄の毎日を肯定すべきか?
いつの間にか始まったこの《キャリアの棚卸しシリーズ》
何気なく始めてみましたが、この投稿を通じて自分の価値観を振り返り、今現在の自分から少し離れて"在りたい自分"を見つけて今後のアウトプットに繋げていきたいなぁ〜と思いながら更新していきます。
(いつまで続くのか…)
怖くて目が覚める地獄の毎日
美容師になる為に沖縄から福岡に出てきて美容学校に入学しました。
美容学校での2年間は本当に最っっっっ高の2年間だった!
最高の仲間と出会い、貴重な時間を過ごし、そして嫁さんとの出会いも美容学校でした。
学業もプライベートもめちゃくちゃ充実してて、これといって悩む事もなく(悔しいことはあったけど)過ごした2年間だった。
ぼくが今働いているサロンを知ったのも学生時代で、髪を切りに通っていてぼくはお客さんだった。
当時髪を切ってもらっていたスタイリストさん(今も同じ会社にいる)の人柄や腕前に惹かれて今の会社に入社。
最初の3年間はとにかく地獄だった^^;
最初に配属になったお店で、怒られて怒られて怒られる毎日。
怒られないのは月に数日ぐらい??
怖くて目が覚める毎日。
でも、圧倒的にお客座からの支持を得るスタイリストさんの美容師としての一面を毎日見てて、『すごいなぁ〜。この人が言うことなんだから間違いないよね。できない自分がわるいんだ。頑張らなきゃ!』と思い、毎日頑張っていた。
『大丈夫?頑張りぃ〜!』と声をかけてくれ続けた先輩には本当に感謝している。
『あの時があったから今の自分になれたと心から思う。』とずっと思ってたんだが…
"本当にそれでいいんだろうか?"と最近考えている。
『あの人が言ってるんだから…』と思考停止で考えていた頃の自分。
あの頃の自分に"自分らしさ"はあったのか?
と考えると疑問。
自己肯定感を高めてくれる存在
じゃあなんで続けてこれたのか…
間違いなく、『アラシロくんのシャンプーめちゃくちゃ気持ちよかったよ!』、『アラシロくん、頑張ってるね!』と毎日声をかけてくれるお客様と先輩のおかげだ。
そんな人達の期待に応えたくて、自分の気持ちをねじ曲げて無理して頑張ってたんじゃないかと思う。
でも『あんなやり方じゃないとこうなれなかったのか?』という疑問と、『自分が通ってきた道を思考停止状態で肯定しすぎてしまうと、同じ事を後輩に求めまうんじゃないのか?』という恐怖心がある。
実際、数年前までぼくはその状態(後輩に求める)にあったのではないかとここ最近思い始めている。
その気持ちに気づけたのはここ最近の自分の中の大発見。
だから最近は自分に対して『〇〇でなければならない!』という思考を徹底的に排除するように心がけている。
最近始まった、"ありのままの自分探し"
最近心が軽いのは、これのお陰かもしれない^ ^
ぼくは自分の経験を通じて、目の前にいる相手のありのままを受け入れつつ、その人の良さを活かしながら成長できる手助けをしたいのかもしれない。
そんな思考をもたらしてくれたのはやっぱり"あの時代があったから"なのだろうか^^;
まぁ、このシリーズが終わる頃(終わるのか?)には何か見えてるといいな。
次回はアシスタント〜スタイリストになるまでの自分について書いてみよう!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
ぼくは今日もご機嫌です^ ^
それではまた!
アラシロ タカノリ