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"役目"に呪われる。
さてさて…
締まるのか締まらないのかドキドキしてる
《キャリアの棚卸しシリーズ》
ここ3回ほど、美容師になろうと思ったきっかけ⇨美容師になってから3年⇨スタイリストになるまで…といった具合に綴ってきましたが、今回はここ最近の自分の心情について分解してみたいと思います。
"役目に呪われていた"
ぼくは昨年(2019年)6月に今働いている店舗に異動してくるまで11年間勤務していた店舗があって、そこで沢山のキャリアアップを経験してきました。
アシスタント⇨スタイリスト⇨トップスタイリスト⇨チーフ⇨福店長⇨店長
といった具合です。
諸事情あって、店長という立場を一旦退いて今の立場に身を置いているのですが、ここ1年ほど店長職から少し身を離していて思ったのは『店長という役目に呪われていたなぁ…』ということ。
当時の自分は『店長として!』とか『幹部として!』とかそんな事ばかり考えていて、"自分の在り方"を考える余裕がなく、精神的にも毎日張り詰めていた事に気が付きました。
張り詰める事は別に悪い事じゃないんだけど
"店長というのはただの役目であって自分自身の価値を決めるものではない"
という風に考えることが全くできていなく、店長として、トップスタイリストとして、何か成果を上げないと自分の価値が無くなってしまうと思い込んでいた。
お客様と関わる時間の心の満たされ方と、店長としての自分の心の葛藤に悩まされてたんだろうなぁと今になって思います。
こんな風に考えられるようになってからはすごく心が楽だし、立場に囚われない働き方ができるようになったなぁと感じています^ ^
これから何がしたいか?
ここまで色々綴ってきて、ぼくの特徴はこうやって
《思いを言語化すること》
かなと思い始めていて、そのスキルのお陰でお客様やスタッフに提供できている自分の価値というものがあるのかもしれないと感じ始めていますし、求められているような気もするな…と感じます。
どうしても『美容師はこうでなければいけない!』という固定観念に囚われすぎて自分の特徴の活かし方に行き詰まる事があったのですが、これからはこの自分の特徴を活かして自分自身の事だけではなくて、自分の近くにいる人の役に立てればと思っています。
まだまだ自分の《在りたい姿》というのはハッキリしたワードで表現できないのですが、おぼろげに輪郭が見えてきたように思います。
美容師という仕事は、技術、接客、ホスピタリティ、エンターテイメント性、あげればキリがないほど本当に色んなものを必要とされる仕事ですが、だからこそ得られるものも沢山あって、それを再現性のあるものにちゃんと形にだきれば新しい価値を生み出す事ができるんじゃないかとぼんやり考えているので、これからもコツコツとアウトプットしていって自分の思考の整理をしながら頑張りたいと思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!
ぼくは今日もご機嫌です^ ^
それではまた!
アラシロ タカノリ