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「東大出身のエリート作家。
学生時代からショートショートで才能を開花させ、
第一線を走り続けながらショートショート界を率いる
人気若手作家。」
田丸雅智さんには、漠然とそんなイメージを持っていた。

ところが、先日のNHK松山「インタビュー ここから」を観て衝撃を受けた。
才能や幸運に恵まれただけの人ではなく、
たゆまぬ努力の継続の上に、今の田丸さんがあったのだと。
ますます尊敬の念が深まった。

先日最終回を感動で締めくくった
田丸雅智さんの「ショートショートオンライン講座」

↑ こちらに3作目のショートショート作品を載せたが、
最終回当日は、他の受講者のみなさんの作品があまりにも素晴らしすぎて、自信を喪失していた。

何が自分の作品には足りなかったのだろう。
みなさんにあって、自分にないもの・・・
登場人物の会話、場面の描写がもう少しあると、
読者は具体的な場面を思い描けるのではないか。

そんな分析をしたところ、
田丸先生はいつものようにどんどん褒めてくださった。
(テレビで田丸さんは、褒めるという言葉ではなく、
「肯定することでアイデアが広がる」とおっしゃっていた。

私の作品に向けてくださった肯定メッセージ
・「手ざわりが気持ちいい虫の鳴き声事典」という言葉で、一気に冒頭から読者を惹き込んでいた。
・「ざんねんないきもの図鑑」という現実のものを織り交ぜることで、現実っぽいなと感じさせている。

・タッチボイス業界や、サイレント銀行など、本当にありそうなネーミングがいい。遊び心も感じさせる。

・ないものや不可能なことを描き、言い切ってしまうことで、神秘性を獲得してる。

などなど、多方向から褒めてくださりとても感激し、
「みなさんの作品を読んで、どん底に沈んでいた気持ちが、
田丸さんのおかげで救われました」とお伝えした。

誰にでも書ける、短くて不思議な物語、ショートショート。

これからも書き続けてみようと思う。

追記
田丸さんが主催されている「ショートショートガーデン」では、おそらく1年中みなさんからの投稿を受け付けている。

400字以内にまとめることに苦戦しつつも、
文章の断捨離?!
それすら楽しめている元理系女子でした。

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