サザエさんとカツオが親子だったら(^^♪

「お母さんって、サザエさんみたいだよね。
忘れっぽいし、いつもドジばっかりして。」
息子がときどき口にする。
それなら口ばっかり達者で、ウンチクだらけのあなたは、
間違いなくカツオだね。

そんなに失敗ばかりしているつもりはないが、
そういえば妹たちにも“またやらかしてるね”
“年齢不詳の不思議キャラ”と認識されているようだ。

先日も「おばあちゃん、お母さんがまたはしゃいで
特別に!って、いろいろもらってたよ。」
出先から帰るとすぐ、息子がおばあちゃんに言いつけた。

どこでも「わ~!いいですね~♪」
「すごいですね~!」・・・など
子どもか?!ってほど、いつでも自己表現し喜んだり感動したり、
質問を投げかけては、
初対面の相手と会話を弾ませる母親の姿を
ずっと隣で見てきた彼は、“また はしゃいで?!”
ついにそう表現する年頃になってしまった。

それまで充分に同伴者として
ご利益を享受してきたはずなのに
ひどい言い草だ。

気持ちを伝えることが無理なくできる性分のおかげで、
今まで本当にたくさんのものを「特別にどうぞ」と
いただいてきたのは事実。

こちらの喜びは伝染し、相手の方まで嬉しくなって
ついサービスしてくださるのかもしれない。
感動する姿を見ると、そんなに喜んでくれるなら・・・と、
もっと何かしてあげたくなってしまうのが人情ということだろうか。

こちらからは「ください!」とか「ほしいです!」とは言ったりはしない。
というか、それはできないタイプだ。

ただ、いつでも「ありがとうござます」の気持ちは伝えている。
スーパーやコンビニのレジでも、
横断歩道で車が停まってくれたときも、
清掃車を見かけたら清掃員さんたちに・・・・。
家や校舎、物にさえも心の中で伝えたりする。
そのくらいだ。

さらに打ち明けるなら、いかなることも、
ダメもとでお願いしてみるタイプであることもたしか。

例えば、前例のないことを嫌うお役所相手でもひるまない。
訴える、やんわり気持ちを伝える・・・・
その場に応じて、相手の言い分も受け入れつつ
とにかく想いを伝えてみる。

すると、不可能と思われていたことさえも、
可能性が広がるから不思議だ。
相手だって“人間ですもの”ということかもしれない。

想いが本気であればあるほど、事態を動かせる気がする。
別の可能性が生まれるということも含めて。
だから、どんなことも最初から諦めたりはしない。

「今までは断ってきましたが、
今回は特別に許可しましょう。」的な、
前例のないことを通してしまったことは数知れず。

「ツイてる」とか
「もってる」などと言われることも多いが、
ほんのちょっとした差が、そう感じさせるのだろう。

先日息子(小4)と訪れた神社で、
長い参道を歩きながら、たまたま見知らぬ親子(息子さんは同じ4年生とはいえ大学生)と一緒になった。
姉弟に見えるほど素敵で気さくなお母さまが、
楽しく会話を弾ませてくださった。

名残惜しかったけどお別れをしたあと、
また別の女性とふとしたきっかけで会話が始まり、
その神社にまつわる話をいろいろと聴かせていただいた。

思いがけない出会いから
楽しいひとときを過ごしたその夜、
寝る前に息子が「その日にあったいいことベスト3」で、
偶然出会った人たちとおしゃべりできて楽しかったこと♬を挙げた。

ちょっと意外だったが、
「な~んだ、きみも人間(ひと)が好きなのね!」

そういえば釣りに出かけても、
その場所で出会った人たちとの交流を楽しんでいたっけ。

ちょっとだけ似た者同士かも♪と、嬉しくなった。

長谷川町子さんが描かれた磯野家のみなさんも、
間違いなく人間(ひと)が大好きだよな。

で?!?
とりとめない話になってしまった。
ボツだな、と思ったりもするけど、
これも自分だし(#^^#)
久し振りだし、思い切って投稿しちゃいます♬

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