12/31るんちょまことルンルンさんの新天体に泣かされる

事前に
筆者はにじさんじさんは詳しく無いしラップはメジャーデビューしてからのクリーピーナッツヒプノシスマイクくらいです。
(星導さんをほんのり追いかけています)

にじさんじ所属あやかきの猛獣るんちょまことルンルンさんのラップに泣かされました。
泣いたのでnoteを開いております。
おそらく誰もが分かるような低解像度の読み解きでツイッターで新天体とサーチすればいくらでもひっかかり本曲のコメント欄に500個くらい書いてあって1いいねも押してあればいいような話をします。
なぜならこの曲はそういう人たちに与えられた歌だからです。ゆえに筆者は筆を取ります。

チルい音楽と共に紡がれる救いのリリック。
ざっくりと新天体を読めば宇宙人我々が星を探す歌ですね。そのための逃亡は逃亡ではないという歌。だいたいそんな感じの構成をされています。
星ではなく天体なのが壮大でいいですよね。こんなに小さいイキモノが歌っているのに…。
これがまた後に来る「孤独」に響く。太陽をテンポよく回り続ける星達と一緒に回れない宇宙人我々はこの壮大な宇宙で孤独を感じているんです。
るんちょまはこの星達も「不器用」と呼ぶ。宇宙人我々だけが悪いのではない。もちろん星達も悪くない。ちょっと歩幅が違ってテンポが合わないだけだとるんちょまは歌ってくれる。世界のすべてに優しい猛獣です。

誰も悪くない。この猛獣は丁寧に宇宙人我々に諭してくれます。
「とにかく多角な本当」すべて本当なんですね。その本当で「誰も社会の負傷者」。負傷者達の「いまわの息」こそが「罪」の正体である。
そう、「罪」は「罪」では無いんです。
人がそう呼んでいるだけ。
だけどあえてこの猛獣は宇宙人我々の罪を肯定し「罪人でいいや」と明るく業を背負って生きていくことにするんです。
太陽にたどり着けなくてもこの便宜上罪で輝けるんだと猛獣は教えてくれる。
あなたが太陽だよ…。

そして誰もが食らったであろうパンチライン「何もなれないことは僕が僕を生きた証明」、何者にもなれなかった宇宙人我々にこんなに優しく突き刺さる言葉もなかなか無いでしょう。
新天体はずっとほんのりと後ろ向きの歌ですがそれこそが「テンポが合わんらしい」なのだと筆者は思っています。まあ「レゾンテートルは睡眠中」なのでその証明は出来かねるのですが。

そろそろ新天体の逃亡は逃亡ではない話もするべきでしょう。
タイトルの新天体が「新」天体である意味であり、宇宙人我々は産まれながらの逃亡者なので。
しかし地球は丸いので逃げたことにもならないそうだ。地球さんにすらフォローを怠らない猛獣…!もしやあなたが地球を丸くしたのか?
野田洋次郎、見ているか?この猛獣が誰も端っこで泣かないように地球を丸くした「きみ」だぞ。
おそらく天体がまるく回転してるのもこの猛獣のおかげでしょう。

筆者はようやく涙が引っ込んだので筆を置きます。
ここまでお読みいただいた方がございましたら、感謝を。

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