自分で描く自分の似顔絵、「さらり似顔絵」。
2019年の12月、塩尻市のえんぱーくで行われたこどもしおじりで空き時間に、末次克洋さんと話していて生まれたのが「さらり似顔絵」という言葉。
末次さんとの会話で「どうしたら絵が描けるようになる?」と聞かれて、ずっと絵を描いてきた自分は「山を見て山を覚え、やまって平仮名やカタカナを学び漢字を覚えるように、まずはひたすら描くしかない」と言ったか言ってないか記憶が曖昧(^◇^;)
末次さんに教えてもらったことによると、まず3時間描く。3時間描くと「描けるかも?」と思えてくる。
レベルによるけれど20時間あれば描けるようになる。(個人差はある)
じゃあみんなは3時間も描いてないことになる。よね。
僕はそれをこう考えました。
美術は他の学科に比べて最初から難易度が高い。授業内容が最初から難しいように感じるし、一生懸命描いても笑われたり、上手くいかなくて『あー、自分は絵を描いたりするのは苦手なんだ』と苦手意識を持つ。
だからもっと手前でハードルを低くして『楽しい、描ける』って思えるような題材やコンテンツ(内容や中身)を提供してあげるのがイラストなんじゃないかなと思う。
学ぶは真似ぶ。
学ぶは真似るって意味。まずは好きな漫画やイラストやキャラクターを模写なりトレースなりで真似てみる。
どれだけ真似てもオリジナルにはピッタシ合わないのはそこで既に個性が出ているってこと。
そこからオリジナルを創り出せばいいんだよ。
まず何も無い所から生み出せは逆に難しくない?って話。
で話が戻りますが、「似顔絵を描いてもらうのではなく、似顔絵を自分で描く」ということ。にたどり着きました。
付箋にちょろっと、紙の端っこにちょろっと。
みたいな感じで。
で、まず妻にモニターになってもらいました。
下描きにちょろっとコマネチを描いたら怒られた。笑
そこからペン入れをして2種類描いてみました。
で、シートを作り
描いてもらいました。
上手く描けないって割には描けてるやん。
あーしたほーがいい、こーしたら?と妻からアイディアをいただき
バージョンアップ。
トライアンドエラーの後のトライをしてみました。
多分シート1枚ですぐに上達はしないと思います。
なんせイラストレーターしてる自分だって未だに画力の成長を感じてるのだから。
だから何枚も何回も描いて描いて描いて描いて…だと思うんだよね。だからコンビニで大量コピーを使用と思います。
妻に見せたら「わーお。私がいっぱい」ですって。笑
まずは3時間。修行ですね。苦笑
ちなみに末次さんにもイラストを贈りました。
モニターもお願いしようと。
そしたら
早速に描いてくれました。
真ん中はイラストを見ながら、上と下は見ずに描いたもの。
「意外に描けますね」とお話をいただけました。
末次さんのおかげです!
やはり個人差はありますが、ひとりひとり顔が違う。手相のように「自分の」ってなるとやりがいや、やる意味が出ますよね。
ちなみになぜ「さらり似顔絵」なのか。
線が多いのも技術だけど、線が少ないのも技術。
線が少ないのに似てるってすごくない?
そして「さらり」と描けるまでに自分の似顔絵に特化する。
そこまで持っていきます。
と、自画像って響きは硬いから似顔絵ってしました。
まずはモニターさん用のシートを作ります!
待っててくださいね(^^)
・まず自分の似顔絵を描いてもらえる
・シートで自分の似顔絵が描けるようになる
・自分の喜怒哀楽などの表情を描けるようになる
までをセットにしてみます。(販売できるクオリティにする予定)
新型コロナウイルスで、家にいる時間も増えています。その間に一個でも何かを得る、そんな機会になりますように。
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