【リーグ戦見どころ】エリース東京FC VS アヴェントゥーラ川口(2022年度関東サッカーリーグ2部 前期第1節)
いよいよ、4月3日(日)10:30より青木町公園総合運動場(埼玉県川口市)にて、我々エリース東京FCは、アヴェントゥーラ川口との関東サッカーリーグ2部の開幕戦を迎える。
東京カップ1回戦南葛SC戦以来、約1カ月ぶりの公式戦となる。
南葛SCからの敗戦で感じた、「チーム成熟」の必要性
南葛SC戦後、キャプテンの大畑拓也から語ったように、「全体的には、自分達の形が出来た」という2022シーズンのポジティブな結果につながる試合であったのは間違いなかった。
一方で「シュートも上回っていたにもかかわらず、得点出来なかった。そこが昇格や上位など”上を狙う”には必要だと感じている」と大畑が併せて語ったようにチームとしての成熟度が求められた状況だった。
敗戦から1カ月。トレーニングマッチを通して、チームの成熟度を高めてきた。
成熟度を上げる機会として、エリース東京FCは、早稲田大学、東京海上FC、拓殖大学、日本工学院と実戦の機会を多く積んできた。
その実戦の機会で少しずつ形にすることが出来てきた。早稲田大学戦では、新加入の阿部正紀がセットプレーからバイシクルシュートで得点を決め。拓殖大学戦では唯井竣平、新加入の島崎翔輝が流れの中での得点も生まれた。
▲チームに復帰を果たした、No.2阿部。
▲右からのクロスを冷静に流し込む、No.32唯井。
極めつけは日本工学院戦にて、今シーズン横浜ハーディーズから加入した福島遼が、この日最後の1本となった4本目のトレーニングマッチにて6得点の活躍を魅せた。結果に出ているように新戦力とチームの融合が見て取れる。
▲新加入のNo.34福島。リーグ開幕前最後の試合で、強烈な結果を残す。
今まで以上に普段から、サッカーの事を考えるようになった(No.29 岩田拓也)
新加入の岩田拓也は、「チームの雰囲気はとても良いと思います。ベテランから若手までみんな仲が良いです」と語る。
そして課題を口にしながらも、昇格や優勝に向けての糸口を口にした。
「今年はプロを経験している選手だったり大卒のフレッシュな選手だったり本当に良い選手が揃っていると思います。一方でまだまだ統一できていない部分もあります。そこをいかに戦いながら修正していけるか、戦いながら成長できるチームになれるか。それができれば間違いなく昇格、優勝は見えてくるんじゃないかと思います」
実際に岩田自身も、日本工学院戦では得点をマーク。今シーズンのチームをけん引するのは、間違いない。
エリースファミリーの皆さんには、自分のスピードと運動量に注目してほしい(No.27 島崎翔輝)
大卒ルーキーも開幕戦に向けて闘志を燃やしている。昨シーズン、駒澤大学体育会サッカー部にてインカレ優勝を成し遂げた島崎は、拓殖大学戦、日本工学院戦共に得点を決めている。
「練習中、試合中のコミュニケーションが多く学ぶことがあり、選手、人としてすごく成長できる環境だと感じています」とカテゴリーが変わったことによるポジティブな変化も口にしている。
チームについても、「チームの雰囲気は、良くなっていると感じてます。関東リーグに昇格したということで、自分達がもっとやらなきゃいけないという気持ちをもってプレーをしていかないと思います」と力強い言葉を話した。
更なる高みを目指す戦いが、始まる。
南葛SCからの敗戦を受け、着実にレベルアップしているエリース東京FC。昨シーズン無敗優勝を成し遂げたチームと新戦力の融合は、目を離すことが出来ない。
更なる高みを目指した戦いは、今週末アヴェントゥーラ川口戦からスタートする。有観客試合(客席数制限あり)の一戦となるので、エリースファミリーの皆さんは、是非会場でその船出に声援をお願い致します!
注目の開幕戦は、4月3日(日)10:30より青木町公園総合運動場にてキックオフ!
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