A5ルーズリーフ用連番付きリフィルを作ってみた。
白いページの上から書き始めないと気が済まない
昔からノートの使い方が下手だ。
というかとてももったいない使い方をしてきた。
ノートを使い始める時に白紙のページからではないと気が済まないのだ。
だから、セミナーなどでたくさん書くだろうなと日付と時間、タイトルなどを書いて準備していると、紙資料が渡されて「これにメモしてください」などと言われたような場合、ノートの上2、3行を書いて終わりになってしまうのである。
そんな風だから数行でも書いたページは捨てられるルーズリーフをずっと使ってきた。だが根本的に「白紙ページから書き始める」という蛮行が続いているので最初の数行だけのページをごっそり捨てることになる。ただ厄介なのは表裏の両方がそんな状態ならエイッと捨てられるのだが裏を見るとびっしり大切なことが書いてあると捨てられないのでやむなくルーズリーフに戻す。そうすると歯抜けのように白いページが増えていくのだ。
さらにルーズリーフを使用した場合の弊害として、中央のリングが小指の付け根あたりに当たって痛いので書き始める時も右ページから書き始めてしまう。そうすると右ページの上数行をメモしただけの白紙同然のスカスカしたルーズリーフになり何とも情けなくかつもったいない。
A5サイズにダウンサイジングしてみた。
今まではB5のルーズリーフを使ってきた。無駄をなくすためにまずダウンサイジングから始めた。字がへたくそなためバイブルサイズのリフィルに書き込むと解読困難な記録が増えることはすでに体験していたのでA5サイズが最小の大きさと判断した。A5の細罫のルーズリーフを使い始めるとなかなか良い感じである。スケジュールのフォーマットもWebでダウンロードできるものがあるので、月間カレンダーなどは書き込みやすくて使いがってがよい。
左ページも書きやすいようにリングが工夫されたものを発見!
どうしても中央のリングが邪魔で左ページをあまり使わないというような人が多いのだろうか、文房具店でこれが大幅に改善されたバインダーを発見した。
キングジムの「TE FRE NU」(テフレーヌ)というフランス語っぽい商品名のこのルーズリーフバインダーは上下の4つの穴以外のリングがない、すなわち中央のリングがほとんどないため、開くと、おおっリング山脈に阻まれていた右手がすんなり左ページまで動いていくではないか!
さすがキングジム!痒いところに手が届くような商品作りに思わずうんうんとうなづいてしまった。
理想のA5フォーマットを作ってみた。
テフレーヌのおかげで左ページ白紙問題は解決しそうだが、白紙ページの上しか使わないという悪癖をどう直すか?
メモや要点を書くのはせいぜい5,6行である。ならばページを3ブロックくらいに分けると使いやすいかもしれない。日付、時間、タイトルなどが簡単に書く欄があると便利だろう。さらに空白ブロックが生じた場合でも簡単に遡ることができるように、3ブロックを上から「A」、「B」、「C」というエリアに分け、全ページにシリアルナンバーを打つようにした。
たとえば4月27日に115ページのBブロックに某セミナーの要点や公式を記録した場合、月間スケジュール帳の4月27日の予定のセミナーの下に115Bと書いておけば、すぐにセミナーの記録にアクセスできる。これはとても便利に感じる。
3ブロックだけれど薄目の罫線なので無視して1ページ使いしてもそんなにうるさく感じない。
アナログだけれどシステマティックというのが地味だけれど効率化の効果が大きいように思う。
サンプルリフィルPDFダウンロード(ウォーターマーク付き)
・連番は「101」から「1000」まで※900ページのPDFなのでプリンター出力の時、注意してください
・奇数ページの場合、ルーズリーフの穴の位置が左になるように設定してください。
・ウォーターマーク無しのリフィルは有料エリアからダウンロードできます。(100円)
A5 3ブロック連番フォーマット