店内とお料理のギャップとか、読み間違いの記憶とか
お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
以前ランチに関する昔話(シウマイ)をしましたが、今回も少しだけ。
(ニーズあるのか?)
こちらもかなり昔の話ですが、お客様のところにエンジニアの後輩含めて4人程で伺った後の昼食時のこと。
目ついた定食屋さんに入ってそれぞれ何を食べるか思案。。
オーダーを取りに来た店員さんにエンジニア君が放った一言が「僕『しゃんはいあざやかどん』をお願います」
ん。。?
店員さんも私たちもなんのことだかわからない。。
彼が指さした先の壁にはお勧めメニューが貼られていて「海鮮丼」と並んで「上海鮮丼」の案内がありました。
意味が分かったときには店員さん笑いこらえていました(;^_^A
まぁ百歩譲って上海は理解できる。
ただ「鮮やか丼」ってなんだよ、気になりすぎるだろ(笑)
旨そうだし。
今でも「海鮮丼」をオーダーするときに思い出してしまいます。。
ということで今回の京都グルメは「海鮮丼」のお話しです。
お伺いしたのは「舎朗夢」さんです。
錦小路室町の少し東。
「膳處漢ぽっちり」さんの少し東あたりです。
どう見てもカフェの外観です。
でもちゃんと海鮮丼のお店とあります。
おっさん単身ではなかなか勇気いりますね。
少し早い時間だったのか先客がいないので突撃です。
ロココ調といえばいいのでしょうか。
どうしよう。。。お尻がむずむずする。
メニューは海鮮丼とお酒を含む飲み物のみです。
オーナーさんがワンオペで対応されていました。
お勧めを聞くと一番出るのは「日替わり海鮮丼」で、鉄火丼や鮪と何かの丼が人気だそうです。
初来店なので日替わりを、ビールも頂くので切り身が倍になるダブルでお願いしました。
お酒も安いです。というか本当?
とりあえずお洒落な椅子越しにビールで乾杯。
海鮮丼来ました。
ご飯少な目ですがちゃんと酢飯です。
レギュラーはお刺身8切れ(8種)の様で、ダブルはそれぞれ2枚入っています。
酒飲みはこちらですね。
普段は山葵と醤油を溶いたものを上からぶっかけて食べますが、酢飯なのと雰囲気もあって一枚ずつ頂きました。
サラダとお味噌汁が付いてきます。
感想。
まじ旨い!
お刺身の厚さも程よいし、滅茶苦茶新鮮。
何より旨かったのがマグロ。
これでダブル1,400円は意味が分からない。。
レギュラーなら800円です。
お味噌汁はお揚げさんとサツマイモでしたが、このお揚げさんも普通に売っているものではない感じ。
これはいい店だ。
お酒のアテにと出して下さったもの。
ゴマ豆腐ですかと伺うと、カニ味噌豆腐と。
こいつもやばい。
すごい美味しい。
ビール追加して完食したタイミングで、今度はデザート頂きました。
食事終えてオーナーさんと少し雑談。
以前から市場に知り合いがいて、祇園に行くようなマグロを入れてもらえるとのこと。
子供も手がかからない年齢だし、儲ける気もあまりないからこの価格で出しているそうです。
その代わり、以前は出していた海鮮丼以外のメニューはロスも出るのでやめたと。
(次は絶対に鉄火丼にすると心に決めた)
それ以外にもフルーツ含めて仕入れ先がとても良いみたい。
京都の方か伺ったら「元は博多で一度島流しになって、そのあと京都になった」そうです。
どこの島か尋ねたら「マンハッタン」
答えが意外すぎます。。
和食とフレンチを提供するお店にいたそうです。
京都で店を出すときに、その店の内装をコンセプトにこちらの店舗ができたそう。
その後も外国人観光客との会話だったり、店頭に飾られている帽子だったりのお話をさせて頂きました。
とても楽しかった!
いいお店見つけました。
最初は入るのに勇気いるけどもう大丈夫。
絶対また来ます。
それではまた。